第78話 中華まん(2000.12. 1)
11月最後の週を迎えてからというもの、めっきり冷え込んできた。ちょっとでも強い風が吹こうものなら、たまったものでない。朝晩の自転車通勤途中などは尚更である。
そんな季節になると楽しみなのが(いや暖を取る上で欠かせないというべきか)、筆者にとっては何を隠そう「中華まん」なのである。フラッとコンビニに寄って、簡易包装で済ませて、小銭感覚で勘定もラクで、片手で食べれて...この手軽さは代え難い。小腹が空いた時、何となく暖まりたい時に打ってつけ、そんな中華まんの季節到来を嬉々としている訳である。
中華まんのデビュー当時は、肉まん・あんまんのツートップだったが、ちょっと溯ったあたりで、カレーまん、それに相次いでピザまん、その4種時代がしばらく続いていたように記憶している。が、ここ10年間、コンビニの成長に応じてなのだろうか。冬が訪れる度に、コンビニに並ぶ中華まんの種類も多様性を増すようになってきた。(あんまりいろんな種類が並ぶもんだから、すでに「中華まん」という括りでは収まらなくなっている?)
バリエーションが豊富になるについては歓迎なのだが、どこに行けば何が食せるかがわからなくなってきているのも困りもの。ここでちゃんと整理しておこうと思い、今回は閑話休題調だが「中華まん」ネタで一つ。(余談だが、毎月15日は中華の日なんだそうな。)
さて、どれだけ多様化しているか、近年覚えている範囲で書き並べてみる(とりあえず50音順)と、
エビチリ、海鮮(ちと不確か)、牛すき、じゃがバタ、チーズ、チーズ&ベーコン、てりやきチキン...
今年出たのが、カルビ、チャーシュー
デザート系を挙げると、カスタード、ココア、チョコ、プリンまん、焼き芋、ワイン
といった具合である。(太字は特に良かったアイテム)
未確認情報だが、すきやき、酢豚ロール、高菜、麻婆茄子、なんてのがあり(過去形?)、デザート系でも、くるみカスタード、3色まん、ミルク紅茶まん、りんごカスタード、というのが出ている(出ていた)らしい。
1シーズンだけで姿を消してしまったものも多いので、コンビニで扱う他の商品群(弁当、おにぎり、サンドイッチの類)同様、実験的に出しては消し、又新たに商品開発し、というのを繰り返しているのだろう。季節モノ故、定番商品に育て上げるのは余計に難しい、ということか。
ちなみに、今回のネタ集めのために、いろいろ検索していたら、「これがアツイ! ~中華まんコンビニ編」という、その道を究めたご立派なサイトに出くわした。前述したものも含め、中華まんの系列と見本が一望できてありがたい。お目当ての中華まんを探すのに、これで路頭に迷わなくて済みそうだ。(中には本当に存在するのか信じ難い中華まんもあるが...)
*特撰○○系・本格○○系、それと定番4種は除いて、50音順に編集。
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井村屋系(ファミリーマート、ampmなど):いちごミルクまん、カフェオレまん、すき焼きまん、タイ風カリーまん、チーズまん、チョコまん、照焼きチキンまん、肉じゃがまん、ピザ肉まん、ぷりんまん、ブルーベリーケーキまん、マカロニグラタンまん、マロンクリーム、焼きいもまん、焼きとうもろこしまん
→とにかくバリエーションが豊か! -
サンクス:かにまん、黒豚まん、ごまあんまん、ビターチョコまん、ワインまん
→もっとラインアップがあったような気がしたが。 -
ローソン:イタリアンミート、カプチーノ、チョコバナナ、麻婆春雨
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中村屋系(セブンイレブン、スリーエフなど):さくらまん、チーズ&ベーコンまん
要はそれなりの具が入っていて、それが温かクリーム状のものとマッチすれば中華まんになるようだ。それならこんなのはどうだろう? 製法上の制約は抜きにして、ちょっと考えてみた。(中華ネタだと中華街あたりに行くと実在しそうだが...)
アスパラクリーム、あんかけキノコ、ささみクリーム、スクランブルエッグ、タラモ、納豆、回鍋肉、湯婆...
デザート系なら、あずきクリーム、ジャム、抹茶クリーム、メイプルシロップ+ホイップクリーム など... いかがでしょう?(^^)
今回は中華まんのバリエーション考察みたいになってしまったが、バリエーションを調べると面白そうなネタは他にもある。おにぎり、寿司、菓子パンは言わずもがな、クレープ、大判焼、ハンバーガー、それにスパゲッティ、ピザ、カレーライスなどなど、スナック系・お手軽食を探っていくといろいろ出てきそうである。気が向いたら逐次とりあげていこうと思う。
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