第471話 自転車通勤〜桜篇(2017.4.15)
自転車の日というのがあって、5月5日がその日なのだそうだ。5月掲載分は、その日にあわせて、自転車通勤の話を一つ持ってこようと思ったが、そこまで引っ張ると時季外れ…といったネタが集まった手前、5月を待たずに紹介することにした。今回は「桜篇」である。(自転車通勤の件は、「ルート開拓篇」、「初探訪篇」など、複数回に分けて出していく予定。気長にひとつ。)
❀a 清水坂(あじさい荘)
埼京線と東北本線の間にある北区の高齢者施設「あじさい荘」の桜。左が4/6、右が4/12。とにかく長持ちなのが特徴。施設は、清水坂という長い坂の途中にある。(行きは上り坂、帰りは下り坂)
❀b 紅葉橋
石神井川にかかる紅葉橋から観た桜。左は4/6(橋の西側)、右は4/7(橋の東側)。桜は大きく翼を広げ、川を覆うが如し。花びらが漂う様もまた風流だった。
❀c 染井霊園
これまで訪れる機会がなかった染井霊園。自転車あればこそ、である。どの桜も見事だった。
❀d 宮下橋
巣鴨駅の西側、宮下橋からの眺め(大塚方面)。桜と山手線の組み合わせが撮れるスポットの一つ。
❀e 浄心寺
時には本郷通りを経由することもある。東京メトロ南北線の本駒込と東大前の間には、浄心寺というのがあって、桜が見頃だった。布袋尊も堂々たるもの。
❀f 不忍池
自転車なら、不忍池もアクセス可能。池、桜、スカイツリー...出勤前のリフレッシュにはもってこいである。
❀g 壱岐坂下
自転車通勤ルート途上で、最も間近にできる桜。横断歩道を渡った後もここで停まり、花見をしてから職場に向かった。
今年は自転車のおかげで、桜を楽しむ機会が増えた。桜吹雪の中を自転車で走り抜ける、そんな場面もあって、気分は上々。いよいよ春本番。より精力的に自転車通勤しようと思う。
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第470話 これは!(2017.4.2)
この3か月ほど、行動範囲に変化が出てきたこともあって、普段お目にかからないものや、これまでに遭遇したことのないようなものに行き当たることがしばしば。以前なら、Facebookにアップするなどしていた類だが、ここのところSNSの方はご無沙汰につき、こちらにまとめて紹介することにした。(4月1日ネタではなく、あくまでリアル。) 題して、「これは!」・・・ひとつご高覧(ご笑覧?)のほどを。
児童館あり ⚡ 飛び出し注意
白山界隈を自転車で走っていて出くわしたのがこの道路標識。文京区立白山東児童館というのがあって、その角に設置されている。付近は至って閑静で、クルマの通行量も多くはない。そういう場所だからこその標識なのだと思う。
「マッハGoGoGo」
近所の住宅展示場では、時々珍しいものがやってくる。この日は、往年のアニメ「マッハGoGoGo」の「マッハ号」(模型扱い)が現れ、「!」。(→イベント案内)
驚愕の建造物
東池袋から南池袋に抜けたところで、突如として現れた巨大建造物。近くには行かなかったので、その時は何の建物かわからなかったが、もしかしたら、というのはあった。
都区内屈指の坂
信濃町〜四ツ谷の辺りにもあるが、この坂はそれらに匹敵するインパクトがある。場所は豊島区高田界隈。「のぞき坂」というそうだ。→「続々 東京百景」
超緑化家屋
古いが趣深い家屋が目に付く本郷四丁目界隈。鐙坂の近くでは、このような緑豊かな家に遭遇した。家屋ともども歳月を感じさせる。
ロボット型チャージ機
都営新宿線の新宿駅改札内で出くわし、思わず目が合う。ご存じ「パスモロボット」である。よくよく見ると、機械下部に足の部分を描いた態になっていて、頭と腕は機械本体の付属物のようになっている。その実態は、パスモロボットをモチーフにした「ICカード入金機」だそうな。(→参考)
ファミマのペッパー
2月末、西巣鴨駅からそう遠くない場所に、ファミリーマートがオープンした。初日の夜に訪れたところ、思いがけず"Pepper"の出迎えを受け、足が止まる。独特のイントーネーションで「一緒にお話ししよう♪」なんて声をかけてくれる訳だが、人の出入りが多いコンビニ店内ではなかなか難しい(または恥ずかしい)ものがある。会話しない代わりに、記念に撮らせてもらった。
ル・サンク小石川後楽園
完成したと思ったら、建築の違法性が問われて、入居できない状態になり、そのまま... その話を聞いて、様子を見に行こうと思いつつ、なかなか足が向かなかったのがこの「ル・サンク小石川後楽園」(販売時の名称)。
飯田橋駅の新・西口
九段下から神楽坂に向かう際、飯田橋駅の東口ではなく、線路を越える牛込橋側、つまり西口を通りがかかったら、牛込橋に通じる西口がなくなっていて驚く。工事を始めることは聞き知っていたが、こういう展開になるとは...だった。
不思議な板材
赤羽に新キャンパス! 4月、東洋大学の情報連携学部情報連携学科が始動する。その校舎は、情報連携というのとはちょっと趣を異にする不思議なデザインで、板状のものがさまざまな向きに設えてあるのが特徴。
豊島区役所跡地
新しい区役所ができたということは、かつての区役所はどうなってしまったのか、という疑問が出てくる。池袋に来たついでに足を延ばしてみると、見事なまでに更地になっていて、六ツ又交差点からサンシャイン60までの間にある建物が見渡せる状態に。
都電カラーの都バス
かつての路面電車を髣髴とさせる塗装をバスに施し、復刻だのリバイバルだのとやる取り組みがある。( 例 →
神都バス /
るーぷる仙台 )
日々の愉しみの一つに、「!」や「?」な物事への遭遇というのがある。引き続き、行動範囲を広げつつ、こうしたネタを蒐めようと思う。
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第468話 「梅」がつく駅を訪ねて(2017.3.1)
今回で第468話。偶数の数字並びという点に着目すると、第246話に続くケースで、前例に倣えば「国道468号線」ネタ、ということになる。
「梅」がつく駅
鉄道の駅名には、「木」や「花」、またはそれらの種類の名前が使われるものが少なくない。首都圏の一都三県(東京、埼玉、千葉、神奈川)に限っても、木、花のほかに、そのラインナップは多様で、多いものを挙げると、「松」(28駅)、「桜」(13駅)、「柏」(7駅)など。そして、「梅」がある。
梅屋敷駅
京急本線で、品川駅から9番目にあるのが梅屋敷駅。停まるのは普通列車のみのため、品川駅からだと時間はかかるが、梅を見に行くのに急ぐ必要はないだろう。むしろ、のんびり行く方が粋かも知れない。品川駅からは20分かからずに着く。
梅ヶ丘駅
小田急電鉄沿線の梅の名所と言えば、世田谷区にある羽根木公園が名高い。名梅の地は、丘状になっていて、その最寄りの駅が「梅ヶ丘」というのは、正に文字通りでわかりやすいが、その由来は定かではない。確かなのは、地名や駅名が先で、羽根木公園に梅が植えられたのが後だということ。由来はさておき、駅名とそのゆかりのものが近接している例としては、上々だと思う。
駅数メモ
2017年3月1日現在の鉄道駅は、9600ほど。そのうち「梅」がつく駅は、全部で27ある。(例→「東青梅」「梅坪」) 「木」は190、「花」は45を数える。(いずれも筆者データベースによる)
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