随筆「東京モノローグ2019」(7−8月期)

 

随筆「東京モノローグ2019」(7−8月期)
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    第527話 涼感十景(2019.8.15)

     

     東京の最高気温、7/24(水)から30℃超えがずっと続いている。8/14(水)でまる3週間。最低気温が25℃を下回らない熱帯夜も7/26(金)から継続中・・・とにかくたまったものではない。

     こういう時は少しでも涼し気なものを、ということで第381話の2019年ver.をお届けする。旅先や旅の途中で撮ったものも含め、十件ほど。ひとつご“涼覧”ください。

     


    1.「九段下まちかど広場」というのが今年の4月にオープン。休憩スペースにはドライミストが設けられていて、涼むことができる。8月2日の10時過ぎ、広場には誰も居らず、涼ませる対象は空気ばかり。冷え冷えとした景色だった。

     


    2.近所の平面式商業施設でもドライミストを発見。この日も猛暑日で、あまり効き目はない感じだった。

     


    3.いわゆる氷菓の例。メロンも3色トリノも冷たくておいしそう... どちらもフタバ食品のアイスで、希望小売価格(税抜)は70円というお手軽品。

     


    4.ミスタードーナツ店頭になぜか「氷」。「コットンスノーキャンディ」のPRのようだ。とりあえず涼し気ではある。

     


    5.8月4日、福井は勝山にて。勝山は河岸段丘状の地形にあるのが特徴で、低い位置にある段丘では、伏流水が湧出するスポットがある。その一つがこの「大清水広場」。朝から暑かったが、この水で涼むことができ、手持ちのボトルにこの水を汲んでおいて、日中はその水で涼をとることができた。

     


    6.同じ日、勝山からバスで越前大野へ向かう。大野市も水の豊かな地で、「名水百選」レベル。市街地には複数の湧水スポットがあり、越前大野駅前にも「清水広場」があり、名水と接することができる。ちなみに、勝山も大野の清水と書いて「しょうず」と読む。

     


    7.越前大野から、JR越美北線に乗る。同線の下唯野〜九頭竜湖は、九頭竜川にほぼ沿って走り、途中の柿ヶ島〜勝原では、九頭竜川の蛇行を越える。その蛇行部分を撮ったのがこの一枚。清涼感のある青緑だと思う。

     


    8.8月4日は、福井から滋賀に出て、南彦根のホテルに泊まった。そこを拠点に向かったのが近江鉄道の多賀大社前駅。駅では留置車両を使ったビール列車イベント「鉄バル」が開催され、車内で生ビールをいただく。一杯300円。2両中1両はほぼ貸切状態で、静かに涼やかにその一杯を楽しむことができた。

     

     「鉄バル」で使われたのは、800系「豊郷あかね」ラッピング車両。鉄道むすめキャラクターは多数あるが、爽やか系上位といった印象。ビールも美味しそうに見える。

     


    9.8月5日、帰りの新幹線で、名物のスジャータ「High Quality ICE CREAM」(通称「シンカンセンスゴイカタイアイス」)」をいただく。確かに硬かったが、10分ほどで崩せる状態に。濃厚な上、ボリューム感があったため、思いがけず食べ終わるまでに時間がかかった。(豊橋の前で買い、静岡付近で完食)
     アイスコーヒーとセットで60円引きの560円。新幹線車内でいただくセットとしては、リーズナブルだと思う。

     


    10.この手のビールはあまり飲まないが、多少でもお安くなれば...という一杯。暑い日にはありがたい。ファミレスでは、ドリンクバーコーナーにある水をセルフで好きなだけ飲めるというのもまたポイント。ビールを飲んだ分だけ、水もとにかく摂るようにしている。

     


     こちらは通販系の卓上冷風機。いわゆる水冷式で、涼気はそれなり。ないよりはいい一品といったところ。今回の第527話は、これをフル稼働させた中で書いている。

     

     引き続き、涼めそうな品や景色を探しつつ、気分だけでも涼しく過ごすとしよう。

     


     

     

     

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    第526話 こんな筈では...という話(2019.8.1)

     

     4月の或る日、左の腰のあたりに何気なく手を置いたところ、シコリ様の感触があり、何事かと思う。いずれ引っ込むだろうと思っていたが、6月になっても相変わらずなので、地元の医療機関で診てもらうことに。いわゆる腫れ物として捉えると皮膚科?ということで予約して、6/26に診察してもらったが、表面に出ないタイプだったため、当科ではわからず診療科を変更・・・整形外科でと相成った。

     で、整形外科を受診したのが7/4。皮膚科ではできなかったエコー検査をしてもらい、皮下に腫れ物らしきものを確認した。が、その実態は不明。筆者は脂肪の塊?と見ていたが、どうもそうではないらしい。腰を中心にMRIでチェックし、その結果を腫瘍専門の医師に診てもらうという凄い話になった。

     結果からすると何ということではなかったので良かったのだが、そのプロセスたるや、である。MRIは7/17に受けた。20分程度と聞いていたので、そのくらいならと思っていたら、何だかんだでその倍・・・40分は要したように思う。こんな筈では...の其の一である。

     

    MRI室(イメージ)

     できればあまりお世話になりたくないMRIだが、ここのところご縁が続く。

     

     MRIをクリアしたところで、その正体がわからないことにはスッキリはしない。腫れ物だが、気分的には晴れないという話で、腰に手をやればその存在はなお顕著。結果がわかるその日が来るのが待ち遠しかった。

     皮膚科を受診してから1か月。7/26がその日だった。予約した時間帯は14時〜14時半だったので、14時過ぎには受付を済ませ、待合スペースへ。遅くとも14時半には診てもらえるだろうと思っていたのだが、そうは行かなかった。

     腫瘍専門の医師は、月に一度程度ということのようで、頻度が少ない分、予約も集中するのだろう。加えて、診てもらう側も軽度では済まないだろうから、診察準備を含め、一人あたりの時間は長くなる。驚くなかれ、筆者が診察室に入ったのは15時40分頃・・・受付をしてから実に100分近くが経っていたのである。こんな筈では...の其の二である。

     

     MRI検査の開始時間は予定通り(終了時間は+15分?)だったが、7/26の診察は...

     

     そんなことなら、他の所用を済ませてからでもよかったと思う訳だが、こればかりはどうしようもない。気が晴れるような余興等も持ち合わせていなかったので、待っている時間が長くなるほど腫れ物の正体についてあれこれ考えを巡らせることになり、余計によろしくない。これで思わしくない話だったら絶望的である。

     待ち時間が長かったのに反して、診察時間は至って短かった。MRIでの異常は認められず、触診でも何の所見もなし。見立ては単なる“腫れ”で、大きくなるようならまた受診ということで、この日は終了となった。

     何事もないということでは晴れ晴れしたが、腫れはそのまま。奇しくも、7/26の日中の天気は「晴」の一字。東京基準で7月の日中において「晴」と出たのは、この日が最初だった。(→参考

     診察を終えたら、実家周りの所用で某市役所へ、というプランはこの待ち時間の影響で見送りに。今のところ仕切り直しの目途は立っていない。

     

    ・・・

     7月はこのハレの一件のほかにも、こんな筈では...がいくつかあった。

     

     ゼンショーグループのファミレスの一つに「ビッグボーイ」というのがある。朝食メニューを扱っている店がそれほど遠くない場所にあったので、7/22の朝に訪ねてみることにした。良さそうなら今後も時々と思っていたのだが、この一回が最初で最後に。前野町店、7/28を以って閉店というのだから驚いた。一度でも行ければそれで、ということかも知れない。

     


     トーストメニューが充実。ただし、焦げが気になる。


     実物も見本通り、黒々。朝食メニュー、苦労があったのだと思う。

     

     23区内で見ることができるSL(保存機)を撮影するため、7/26に新橋へ。当地のSLは、アクセスもいいし、街頭インタビューの背景でもちょくちょく出てくることから知名度としては国内屈指といっていいだろう。

     そんなSLも、広場でイベントがある折には存在感が薄れる。撮影に行った日は、何の因果か「新橋こいち祭」の最中で、SLの撮影ポイントが見事にステージ裏、つまりバックヤードとなり、関係者以外は立ち入りNGの状態に。事情を話して通してもらい、何とか撮ることができた。SL目当てで来る人は少なからずいるだろう。ステージ、バックヤードを設けるなら、SLから離れた場所がいいのでは?と思う。

     ステージのオープニングは、12時〜と出ていた。筆者は12時の汽笛吹鳴に合わせて出かけたのだが、これも空振り。てっきり汽笛に合わせてステージスタートと思っていたのだが、イベント優先で汽笛は止めていたのだとか。こんな筈では...である。(新橋のSLを含む「23区内のSLスポット」リポートはこちら

     


    当日は「こいち祭」2日目。ステージは、12時スタートだった。(ちなみに筆者の名前をヘボン式で表記すると「KOICHI」・・・変な気分だ)


     SLスポットにバックヤードが展開。TOKYO2020オリンピックまで364日という日だったが、これでは人目に付かず...

    ← バックヤードに入らせてもらい、解説などを撮影。汽笛一声は、12時、15時、18時の3回あるが、祭りの最中は停止。

     

     梅雨が思いがけず長引いたというのもまた然り。梅雨が明けたら忽ち猛暑というのは想定内ではあったが、それにしてもである。こんな筈では...は、ほどほどが望ましい。

     


     

     

     

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    第525話 せっかち、あるある?(2019.7.15)

     

     15話周期の「べからず集」の回になった。今回は、高尚な見方をするなら行動心理面に関する考察、凡庸に言えば「人はなぜあわてるのか」といった話で、日常において「何とせっかちな...」と筆者が思う中からの七選。それぞれ思うところを綴る。「あるある」ネタに当たるかどうかは、人それぞれということで。ひとつご高覧のほどを。

     


    店頭の券売機ラッシュ

     

     手軽に利用できる外食チェーン店のうち、食券を買ってからという店は多い。券売機が店内にある場合は、入りたての客の様子がすぐにはわからないこともあってか、客が集中する現象は控えめと見受ける。逆に券売機が外にある場合は、先客がいると目に付くので、それを見て並ぶお客も多いようだ。その際に生じるのが、いかに先手をとるかの駆け引きのようなもの。ある程度決めてから並ぶ分にはいいが、先手争いが目的化していると、メニューを決めるのが自ずと後手になる。券売機が複数あれば構わないが、そうでない場合にこうしたお客が来ると... ご一顧願いたいものである。

     筆者はそうしたラッシュが起きている時はしばらく様子を見ることにして、人がいなくなってから券売機の前に立つようにしている。悩ましい券売機も時にはあるので、後続が来ないうちはじっくり向き合い、そうでない時は譲ることもある。

     

    ← 店外券売機が2台あるケース。このように誰も並ばない時間もちろんあるが、一人が立つとあれよあれよ…という現象もちょくちょく。この店は時々利用するが、先客も後客もゼロということはまずない。

     


    自転車を出す時は?

     

     駐輪スペースが広々としている時は問題ないが、所定の位置にとめるようになっている駐輪場で、ほどほどに自転車が並んでいると「!」とか「?」な事態が時に起きる。

     自転車を出そうとしている時、次にそこに入れようと待機している人がいるケースでは、一応順序があるのでどうのこうのとはならない。出そうとする人物が近くで重なる、または、一人が出そうとしている途中で、隣が来るといったケースでは、双方とも思いがけず時間がかかるような状況になることがある。タイミングを少しずらせば済む話なのだが、そうならないところに人の持つ何かを感じて仕方ない。

     券売機とはまた違うと思うが、目指す場所に先に誰かがいる→自分も早くそこへ…という心理がもし働くということであれば、これは同調性云々の世界。筆者が自転車を出す時はどうかと言えば、先に自転車を出そうとする人あれば出るまで待ち、後に誰ぞやが現われた場合は一旦その場から離れる(ことも多々)といった具合で、意図的に同調しないようにしている。

     自転車を出すにあたっては一定のスペースが必要な訳で、そこに人が重なれば出しにくくなるのは必定。互いの自転車がぶつかったり、下手するとケガを負う可能性だってある。気を付けたいものだと思う。

     

    ← この程度の間隔だと、隣り合う自転車を同時に出そうとするのは困難。それでも待てない人は待てないもので...

     


    せっかち参拝

     

     境内が賑わい、参拝客が列を成している場合は、前後の順はあっても、横の順は不問。前が終われば、お隣がまだ手を合わせていようが頭を下げていようが、自分の順番として参拝を始められる。それが作法というものかも知れない。

     が、閑散としていて、一人ずつ参拝しても特に支障がない場合についてはどうか。そこでは、横の順は存在せず、一人または同じタイミングでの参拝を希望する複数人が終わるまでは待機ということでいいのでは、と常々思う。

     他に誰もいないような時に、不意に参拝客が現われ、こちらが心静かに手を合わせている傍らで、ガラガラ、パンパンやられることが時々ある。筆者はそうした方を「おせっかちさん」と呼ぶことにしている。そんなに急いてはご利益も何もないのでは?と思うのだが...

     周囲を見回した上、明らかなおせっかちさんが近づいて来た時の心得はズバリ「お先にどうぞ」である。

     

    ← 丹後国一宮「籠神社」。三人で朝7時頃に訪ねたところ、他の参拝客はゼロだった。撮影可能な場所が限られているため、この写真だとわかりにくいが、拝殿の前に茅の輪があり、筆者は参拝前に茅の輪くぐりをしていたのだが... どこからともなくあわただしい参拝客がやって来て、くぐっている途中の茅の輪を(人を押しのけるような勢いで)通過。そんな不遜な感じでは参拝も何もないだろうと思ったものだ。

     


    使用中

     

     いわゆる公共のお手洗いで、個別の空間を使う時にしばしば遭遇するのが、無理に扉を開けようとする人物。閉まっている(または使用中)なのが明らかなのにも関わらず、ガチャガチャやるというのはどういう了見なのだろう。ノックするのもどうかと思う時があるが、ガチャガチャはノックを伴わないことが多いから、よりタチが悪い。

     そこしかなくて、切羽詰まっている向きには致し方ない面もあるが、それにしてもである。他のフロアに行けば済むと思われる場合は、その旨声かけをすることも。いっそ貼り紙でもするかと思ったことも度々である。

     

    ← この状態なら何の問題もない訳だが...

     


    駆け込み

     

     これまでも何度か記しているので、改めて書くものでもないが、数あるせっかち行動の中で顕著かつわかりやすいという点でやはり外せない。

     ホームドア、ホーム柵の導入が進み、列車のドアが閉まる前のハードルができたことで、ホームドアなどがない駅でも心理的に抑止される?と勝手に思っているが、まだまだ…だろうか。

     余談だが、これまでの経験上、駆け込みで乗ってくる方々は、太目(または大柄)だったりのほか、多汗、風邪ひき(+マスクなし)、嗅覚へのインパクトなど、何らかの特性を有していることが多かった。駆け込まざるを得なくなっている→生活のリズムに支障→その支障はどこから?といったアプローチもあるし、もともと何かが乱れていて、ゆとりがなくなって...というのも考えられる。たかが駆け込みと思うなかれ。社会的課題と言えるかも知れない。

     


    車間距離

     

     クルマを運転するのは数か月に一度程度だが、少ない機会の中でちょくちょく出くわすのが、やたらと詰め寄ってくる後続車である。筆者は基本的に制限速度派なので、一般的な速度事情に合っていないことが一因と考えられるが、決して遅い訳ではない。詰め寄ってくるのは明らかに速度違反の域と思われる。

     車線が複数ある時は追い抜いていくだけなので問題はない。一車線の場合でも道幅に余裕があり、脇に寄せて徐行(または一時停止)することで交わせる時はそれで済む。追い越しの余地がない一車線を走っている時が問題な訳だが、しばらくすれば適度なスペースが一つ二つ出てくるから、どうにかこうにか。何につけ追いかけられるのは御免である。

     本当に急ぐ理由があるのならと思うが、それでも…である。ついつい、というのは考え物。間隔を詰めた方が渋滞にならないという感覚がもしあるとしたら、それもまた一考を要する話だ。渋滞を回避するのは、実はゆとり。世に言う渋滞学は、ゆとり学でもある。

     


    信号無視

     

     軽度であれば許容し得るせっかちだが、事故につながるせっかちもある。その最たるものは信号無視。横断歩道が青になって一歩、という時に目の前を猛スピードでクルマが通過というのは決して珍しいことではない。

     短期間に数回遭遇した時期があったので、その傾向を探り、自分なりに対策を考えることにした。わかったのは、

     

    ・赤になって強行するクルマが一台でもあると、それに追随するように2〜3台続くことがある。横断歩道では、その最後尾のクルマが特に脅威になる。
    ・交差点ではなく、横断歩道に対応して設けられた信号機での信号無視(または赤信号突破)が相対的に多い。
    ・突破するクルマの運転手を見る限り、これといった特性はなさそう。男女、老若問わず、無視する人は無視。

     

     といったところ。対策というか、予防策が求められる話だが、行動心理レベル(同調性etc.)となれば、一朝一夕には行かないだろう。そういうものと観念して、気を付けるしかないと思う今日この頃である。

     

    ← 赤信号になって少し経ってからでもこの通り。先を行くクルマ(左)もギリギリだったので、このレベルだと明らかな違反と思われる。
     こうしたクルマ、観察していると結構多いことがわかった。横断時にはくれぐれも注意しようと思う。

     

    ・・・
     という訳で、当モノローグもゆったりやるようにしている。どうぞごゆるりと。

     


     

     

     

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    第524話 当落(2019.7.1)

     

     ほしいものや利用したいサービスがあっても、それらが全て思い通りという訳には行かず、先着順だったり抽選だったり、一定の条件を伴うのが世の常たるもの。ここのところ、特に抽選に関してはご縁があり、当たることもあれば外れることもあり...いわゆる当落について考えることが増えた。

     今回はその振り返り。「落」の方が多い観はあるが、まぁこんなものかなと思う。

     


    TOKYO2020 [×]

     

     夏季五輪が自国かつ居住地エリアで開催!などというのは、一生に一度あるかないか。スポーツ系はあまり…という筆者でも何かしらの競技をその場で観たいとは思う次第で、10パターン29席分を申し込んでみたのだが、結果はこの通り。

     


    「ご用意することができませんでした」通知

     

     “参加することに意義がある”のがオリンピック。次の機会に備えようと思う。

     


    無料試泊会 [×]

     

     アパホテルの新規開業が結構な頻度で続いている。開業前の一部のホテルでは、「無料試泊会」というのが行われるので、近地で条件が良さそうな場合、とにかく応募することにしている。今年は「アパホテルプライド〈国会議事堂前〉」、「アパホテル〈駒込駅前〉」に申し込んでみたが、どちらも「落選」。

     


    駒込駅前の募集要項


    こちらは「落選」通知

    ← 申込後、抽選を待っているのはこちら。東新宿+歌舞伎町西という立地がまた何とも... 迷子になりそうだ。

     

     引き続きせっせと応募しようと思う。

     


    「52席の至福」至福のツアー [〇]


     西武の観光列車「52席の至福」で池袋→横瀬を移動でき、ハイグレードな朝食を車内でいただける上、お昼の弁当もセット。茶摘み体験をメインに、棚田の見学に新茶のイベントにと盛り沢山の内容で、お一人2,000円という天晴な企画があり、参加させてもらった。定員52に対し、その約3倍の申込があったそうで、とにかく当たってラッキーだったという話。同じような設定で、毎月のように今後も行われる(→参考。10月の芝桜苗植え作業、12月の秩父夜祭清掃活動も面白そうだ。また申し込んでみようと思う。

     


    ツアー(第19回環境活動)概要


    当選通知(抜粋)


     旅するレストラン「52席の至福」@池袋駅


     見るからにおいしそうな朝食。実際に美味だった。これだけで1,000円はしそうな一品。


     雨が心配されたものの午前中は何とか曇りベース。午後の予定だった茶摘み体験を前倒しで行うというフレキシブルな対応がとられ、おかげでいい体験をさせてもらった。(横瀬町宇根地区の茶畑にて)


     上手に摘めた(と思われる)茶葉の例。6月は田植えもしたし、ちょっとしたアクティビティ月間になった。

     


    とりあえず申込

     

     どうなるかわからないが、とりあえず申し込んでおけば何とかなるものというのもある。改元にまつわる品々のうち、「平成31年銘ミントセット」(硬貨)、「祝 改元記念」(切手)の二つが正にそれ。ミントセットは払込取扱票が6月24日に、記念切手は25日に現物がそれぞれ届いた。同時に現物が届けばなお感動モノだったかも知れないが、こうしたお楽しみは順次に限る。なお、ミントセットの現物は7月中に届く予定。

     


     ミントセットの払込取扱票。1セット2,000円也。


     改元記念切手。こちらは1セット390円。

     


    その他の当落関係

     

    「新元号くじ」

     

     5月8日〜、「新元号記念くじ」(第792回全国自治宝くじ)が発売。28日まで発売ということだったが、売場によってはすでに完売状態で、まだ売っている窓口を見つけて24日に1セットを購入した。買えて当たり前という訳ではない宝くじもある。買えた時点で当たりという見方もできる?かも知れない。

     抽選、いや、抽籤の結果はと言えば、言うまでもなく... だが、9月2日のセカンドチャンスが待っている。これまでは末等もさっさと引き換えていたが、支払期間は一年あるのだから、あわてることはない。9月2日にその末等が別の何かに変わる可能性がある以上、引き換えるのはそれからでいいのだ。抽籤でハズレということになっている他の9枚も然り。ささやかな楽しみの一つである。

     

    ← 10枚買ったうちの1枚。792回、79組、番号は192922... 似たような数字が並ぶという点で貴重だと思う。92が多いのも「くじ」にご縁が深そう。もしかしたら?と期待も高まる。

     

    他にはこういったものも...

     


     おなじみ?「楽天ラッキーくじ」。設定が変わってから、まず「あたり」が出なくなった。


     回転寿司の某チェーン店での余興の一つ。こちらもこのパターンが多いが、たまに当たると正に“ビッくらポン!”の境地になる。


     地元の商業施設では一定周期で「大抽選会」を開催。このように補助券を集めてトライするも、だいたい参加賞どまり。


     「当落」と聞いて思い浮かぶのはまずこれだろう。今回の参院選、注目ポイントはいろいろありそうだが、筆者はこのボード同様、白紙状態。ゆっくり考えようと思う。

     

    ・・・
     当は当でありがたく受け止め、落は楽と読み替えて楽しむようにしようと思う、そんな令和の夏である。

     


     

     

    Copyright© 冨田行一<Kouichi Tomita> All Rights Reserved.

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