第523話 改めて47都道府県(2019.6.15)
昭和63年(1988年)の8月に高松、9月には盛岡、青森、函館を旅した。函館からの帰りは、北斗星2号に乗り、この時は東北本線ではなく、奥羽本線を経由。車中だったが、秋田、山形の両県を縦断し、東北で未知の県はこれでなくなった。かくして昭和の間において、東日本については一応クリア。西日本については、生まれてから平成になるまでの間、つまり昭和において全く訪ねたことがなかった県が9あって、平成に持ち越しとなった。その9県は、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、大分、宮崎、鹿児島、沖縄。単に旅する機会がなかったのである。
5/29(水)
柏駅東口の金融機関、柏市役所などに用があって、柏入り。途中の乗り換えで松戸駅のホームに降り立つも、駅の外に出たという点では柏=初千葉県となった。
6/2(日)
ここ何年か、“人生初の〇〇”というのを意識して取り組むようにしている。2016年は神社での豆まき(#443)、2018年は気動車の運転体験(@穴水駅)といった具合…「ここでやらねば」的な体験をコツコツやっている次第である。
6/5(水)
気が付けば、神奈川県がこのタイミング?である。すっかり後になってしまったが、もともと足繁く云々という方面ではないので、これでも早い方だと思う。
6/13(木)
「本物の出会い 栃木 アフターデスティネーション」というのがあって、その特別企画として「お先にトクだ値スペシャル」がJR・東武の直通特急でも設定された。例えば「スペーシアきぬがわ」が浦和〜鬼怒川温泉で1,810円。こういうのに目がない筆者はしっかりスペーシアを押さえ、6/13、鬼怒川温泉に向かった。鬼怒川温泉駅ホームに降り立ったところで、令和最初の栃木県。温泉連泊で、いいリフレッシュができた。
47都道府県めぐりは、改元を機に再スタート。またじっくり旅していこうと思う。
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第522話 初夏の花々(2019.6.1)
より高性能なデジカメを使い始めてそろそろ1か月。ピント、ズームとも楽に合わせられるようなり、自分なりに納得の行く写真が以前よりも多くなってきた(と思う)。
牡丹(上野東照宮ぼたん苑)
10連休後半、休日が続くと何の日だかわからなくなるところ、みどりの日はちゃんと覚えていて、その日は無料で入れる上野動物園に朝から出かけた。
黄菖蒲(名主の滝公園)
比較的近所にありながら、きちんと訪れたことがないスポットというのは多々あるもの。名主の滝公園もその一つだった。
胡蝶蘭など
勤務先での一枚。人事等でちょっとしたお祝い事があると、こうした花々が届くのはどの世界でも共通か。こうして並ぶと綺麗なものである。
華ひらく…
こちらは花ではなく「華」。5月18日は「国際博物館の日」ということで、一部の博物館などが入場無料だった。それをめざして目白に向かったところ、学習院大学でこうした催しがあって、優先度が逆転。皇室だからこそ発注できる食器や工芸品があり、それら宮廷文化があるからこそ日本の伝統文化が今に引き継がれ...といったことを実感できる展示だった。圧巻だったのは「ボンボニエール」で、実に66点がズラリ。博物館の日に見るべき品々だと思った。
「明治150年記念『華ひらく皇室文化』−明治宮廷を彩る技と美−」
五月の花火
間近で見られる花火というのは何につけありがたいもの。そして、その近い花火をしっかり撮影できるというのもまたありがたい話で、この日は「これぞ花火」という写真を多く撮り揃えることができた。このカットは、花火の“花”の感じがわかる一例。
信州花フェスタ2019
松本に半額で行ける設定(→参考PDF)が出たので、これを逃す手はないと考え、利用させてもらった。観光等の目的地は特に決めていなかったが、折りよく「信州花フェスタ2019」というのが松本近郊などで開かれていたので、そのメイン会場に行くことにした。
はじまりの花庭
北アルプスと花の丘 パンジー、ビオラ、ネモフィラ、サルビア・ネモローサ、リナリア...どれがどう対応するかはこの際抜き。それぞれの美しさが重なり合ってさらなる美観を成す、というのがわかる一枚だと思う。
初夏、仲夏は花を撮るにはいい時季なのだと思う。機会を見つけて、花めぐり、花探しに興じるとしよう。
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第521話 令和三が日(2019.5.15)
4月30日から5月1日にかけては、カウントダウンイベントや元号またぎ列車など、年末年始さながらだった。除夜の鐘や「あけましておめでとうございます」といった祝辞、賀詞の類があれば、確実に年越し気分だったろう。
買い物
指定席券売機で「都区内パス」を購入。5月1日〜31日発売分は「ようこそ令和」のメッセージが券面に印字され、その趣意書のようなカードもあわせて発券されるという趣向で、ちょっとした記念になった。ICカード残高での支払いではあったが、これが令和最初のお買い物(?)。当パスの購入でクリアファイルがもらえるという特典もあった。ありがたい話だと思う。
公共交通機関
という訳で、令和最初の公共交通機関利用は「都区内パス」を使っての電車移動となった。記念すべき初列車は、赤羽7:25発の新宿行き。池袋で下車し、東武、西武の池袋駅をめざした。
現金での買い物
パスを使っての移動を思い立ったのは、大手私鉄各社の「天皇陛下御即位記念乗車券」をできるだけ買い集めるのに便利だから。この手の記念きっぷは自ずと現金オンリーゆえ、現金を使っての買い物という点では、これが令和初となった。池袋に着いてまず向かったのは東武。想定通り、池袋駅発売分は完売につき、さっさと西武に足を運び、残り数十セットというところで買うことができた。1セット2,000円と決してお安くはないが、価格に見合う装丁、仕様だと思う。記念の一品となった。
発売箇所が限られていて、そこでの発売数が多いと、購入できる確率は高くなる。その逆に、発売箇所が分散していて1か所あたりの発売数が少ない場合は、それなりに早く動いたとしても売り切れ御免に。この日は6社回って、東武×、西武〇、京成〇、京王×、小田急〇、京急×という結果になった。朝7〜9時台にしてはまぁまぁだったと思う。(参考→天皇陛下御即位記念きっぷリポート)
外食
5月1日は朝から出かけていたので、帰って来たのもそこそこ早かった。余裕を以って昼食をとることができたので、細君と中華系のファミレスへ。令和最初の外食である。
ATM
その帰り、元号が変わったことを通帳で確かめるべく、ゆうちょ銀行のATMへ。ATMの令和初利用である。少額を預け入れして、そのまま記帳。初日の日付をしっかり印字することができた。前日は「31-04-30」だったが、この日は「1-05-01」。元号が改まったことを実感できた。
初詣+御朱印
令和初日で忘れてはならないのは、参詣と御朱印。この日は地元の神社に参拝し、「令和初詣」方々、御朱印をいただいた。令和になってからの御朱印は、地元が出発点。今後の参拝先でご縁をつないでいこうと思う。
高額買い物
改元を機に、メインで使うデジカメを新たに買うことにした。某量販店でよさそうなのを見つけ、ネット等で価格を比較。「価格はご相談下さい」と出ていたので、リサーチ結果を踏まえ、後日その量販店で相談してみる。税込で21,315円という話になったので、それで手を打った。買ったのは2日の夕方。最初の撮影は3日の朝だった。今はストレスなく、程々の出来の写真が残せるようになった。
三が日の範囲ではこの他に、令和最初の郵便物、図書館での貸出といったネタもあるが、大した話ではないのでパス。連休期間に広げるといろいろと出てくるが、それはまた機会があればということにしようと思う。
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第520話 平和連休(2019.5.1)
平成が終わり、時代は令和へ。東京モノローグを始めて、西暦年に関する大きな節目としては1999年→2000年(第56話)、さらには20世紀→21世紀(第80話)があったが、元号が変わるというのはもちろん今回が初。その初回となれば、元号にちなんだあれこれというのが筋だと思うが、書けることと言えば元号と駅名に関する雑学云々といったくらい・・・この機会でなくても別に、という話だろう。
少なくとも4月半ばまでは、インパクト感はまだなかった。元号が変わるという意識も手伝って、できることはやっておこうというのがあり、ちょっとしたトピックがあったのもその時期である。
さる27日には、近場のホームセンター屋上で、電動自転車を試乗させてもらい、いい息抜きができた。30日は少々仕事をしつつ、本稿の仕上げなどをして過ごした。平成最終日ならではということで言えば、和暦での年月日を記すべく、ゆうちょのATMで入金+記帳をしてみたり、人生初の御朱印帳+御朱印をいただいてみたり... 通帳の日付については、「31-04-30」の次は「31-05-01」ではなく「01-05-01」になる。改元とは即ち年数が若返ること、というのがよくわかる。
5月1日零時からは令和となり、連休の続き=「令和連休」に入る。
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