随筆「東京モノローグ2019」(5−6月期)

 

随筆「東京モノローグ2019」(5−6月期)
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    第521話 令和三が日(2019.5.15)

     

     4月30日から5月1日にかけては、カウントダウンイベントや元号またぎ列車など、年末年始さながらだった。除夜の鐘や「あけましておめでとうございます」といった祝辞、賀詞の類があれば、確実に年越し気分だったろう。

     年賀状は積極的に出さない主義だが、改元にあたって「新元号賀状」なるものがあってもよかった?と思う。そう思えるのは、お祝いムードの中での改元だからこそ。5月1日〜3日を三が日感覚(+おめでたい感じ)で過ごすことができたのもまた、祝賀モードゆえだろう。

     その「令和三が日」は、おめでたい中にも身の引き締まる思いが少なからずあった。特に初日は、為すこと一つ一つが「令和初の…」となるため、一定の緊張感は伴う。が、実際は、それほど意識していた訳ではなく、気概や気合が現われているとすれば、何らかの写真を撮った時くらい。「あぁそう言えば(令和初?)」というのが正直なところである。

     今回は、令和最初の某について、三が日の間で記録したものをいくつかご紹介する。いつもの緩い感じでご高覧のほどを。

     

    買い物

     

     指定席券売機で「都区内パス」を購入。5月1日〜31日発売分は「ようこそ令和」のメッセージが券面に印字され、その趣意書のようなカードもあわせて発券されるという趣向で、ちょっとした記念になった。ICカード残高での支払いではあったが、これが令和最初のお買い物(?)。当パスの購入でクリアファイルがもらえるという特典もあった。ありがたい話だと思う。

     


    クリアファイルと都区内パス「ようこそ令和」ver.


    パスには、メッセージカード(?)も付属

     

    公共交通機関

     

     という訳で、令和最初の公共交通機関利用は「都区内パス」を使っての電車移動となった。記念すべき初列車は、赤羽7:25発の新宿行き。池袋で下車し、東武、西武の池袋駅をめざした。

     

    現金での買い物

     

     パスを使っての移動を思い立ったのは、大手私鉄各社の「天皇陛下御即位記念乗車券」をできるだけ買い集めるのに便利だから。この手の記念きっぷは自ずと現金オンリーゆえ、現金を使っての買い物という点では、これが令和初となった。池袋に着いてまず向かったのは東武。想定通り、池袋駅発売分は完売につき、さっさと西武に足を運び、残り数十セットというところで買うことができた。1セット2,000円と決してお安くはないが、価格に見合う装丁、仕様だと思う。記念の一品となった。

     


    東武は完売


    西武は間に合った

     

     発売箇所が限られていて、そこでの発売数が多いと、購入できる確率は高くなる。その逆に、発売箇所が分散していて1か所あたりの発売数が少ない場合は、それなりに早く動いたとしても売り切れ御免に。この日は6社回って、東武×、西武〇、京成〇、京王×、小田急〇、京急×という結果になった。朝7〜9時台にしてはまぁまぁだったと思う。(参考→天皇陛下御即位記念きっぷリポート

     


     小田急は余裕があった。新宿駅で2セットを購入。


     小田急と西武の「天皇陛下御即位記念乗車券」。どちらも保存版である。


    京王は早々に完売


     京王線新宿駅のディスプレイでは、こうした祝辞も。この前の表示は「祝」。後には「令和元年」が続いた。


     京急品川駅にて。泉岳寺を除く全駅で発売されていたので、他の駅ではまだ間に合った可能性はある。


     京成上野駅に着いたのは9時半頃。買えると思っていなかったので、我ながら驚きだった。


     京成上野駅のディスプレイもこの通り。この日は「令和号」の運転もあった。


     奉祝横断幕の例。都区内パスを使って、こうした写真を撮り集めるというプランも考えたが、午前で記念乗車券めぐりなどを満喫したため、ひとまず帰途に。

     

    外食

     

     5月1日は朝から出かけていたので、帰って来たのもそこそこ早かった。余裕を以って昼食をとることができたので、細君と中華系のファミレスへ。令和最初の外食である。

     


     焼餃子&マーボー豆腐。このほか、五目焼そばなどをいただく。


     記念すべき和暦日付。期せずしてページの分かれ目で元号をまたぐ形になった。

     

    ATM

     

     その帰り、元号が変わったことを通帳で確かめるべく、ゆうちょ銀行のATMへ。ATMの令和初利用である。少額を預け入れして、そのまま記帳。初日の日付をしっかり印字することができた。前日は「31-04-30」だったが、この日は「1-05-01」。元号が改まったことを実感できた。

     

    初詣+御朱印

     

     令和初日で忘れてはならないのは、参詣と御朱印。この日は地元の神社に参拝し、「令和初詣」方々、御朱印をいただいた。令和になってからの御朱印は、地元が出発点。今後の参拝先でご縁をつないでいこうと思う。

     

     

    高額買い物

     

     改元を機に、メインで使うデジカメを新たに買うことにした。某量販店でよさそうなのを見つけ、ネット等で価格を比較。「価格はご相談下さい」と出ていたので、リサーチ結果を踏まえ、後日その量販店で相談してみる。税込で21,315円という話になったので、それで手を打った。買ったのは2日の夕方。最初の撮影は3日の朝だった。今はストレスなく、程々の出来の写真が残せるようになった。

     


    令和の写真はこれで…「COOLPIX B500」


     5月3日、新しいデジカメで撮ったE655系の臨時列車。まだ使い方に慣れていなかったので少々残念な感じに。

     


     

     三が日の範囲ではこの他に、令和最初の郵便物、図書館での貸出といったネタもあるが、大した話ではないのでパス。連休期間に広げるといろいろと出てくるが、それはまた機会があればということにしようと思う。

     引き続き、程よく気持ちを引き締めつつ、令和最初の月を過ごすとしよう。

     

     

     

     

     

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    第520話 平和連休(2019.5.1)

     

     平成が終わり、時代は令和へ。東京モノローグを始めて、西暦年に関する大きな節目としては1999年→2000年第56話、さらには20世紀→21世紀第80話があったが、元号が変わるというのはもちろん今回が初。その初回となれば、元号にちなんだあれこれというのが筋だと思うが、書けることと言えば元号と駅名に関する雑学云々といったくらい・・・この機会でなくても別に、という話だろう。

     何かしらの出来事があって、それを綴るのが基本的なスタンス。今回は改元を控える中、身の回りなどで何があったかをざっと振り返ってみることにした。

     昭和から平成への改元はなにぶん急な話だったため、改元に向けた準備期間のようなものは総じてなかった。平成→令和では、新元号の発表こそ1か月前だったものの、元号が変わること自体は周知されていたので、前々から動きがあった。準備期間があると、いろいろな動きや情報が出てくるというのを身を以って知ったのは、今の仕事柄、鉄道事業者のリリースを追う中でのこと。改元を記念した列車、きっぷ、イベント...平成元年(1989年)が始まったばかりの折にはなかったものが、次々と発表され、「!」な日々が続いた。改元=祝賀という図式あればこそだと思う。(参考→リリース一覧

     日を追って関連するリリースは数を増していったが、その増え幅が大きかったのはやはり連休前の1週間。4月22日からリリースラッシュ状態となり、そのフォロー、記事化で多くの時間を割いた。4月25日に至っては、ごみ出しを除いて自宅の外に出ることができない一日に。朝から晩までテレワークだった。

     と、このようにラッシュ状態になるのは何故? 実はさほど考えるまでもない。長い連休が待っているからである。連休前に出せるものを出すというのが高じれば、特定の期間に集中するのは当たり前。改元記念のあれこれがもともと多い+その発表を出す時期が集中=ラッシュ・・・筆者はこれを「改元&長期連休インパクト」と呼ぶことにした。準備期間があればあったで、いい意味で一定のインパクトが生じるという訳だ。

     


     4月1日11:41頃、「令和」発表のその時。某ホームセンターのテレビコーナーで、チャンネルを変えさせてもらって局の違いがわかるように撮影。他のお客や店員はあまり関心がなく、独占状態だった。


     平成最後の桜は、満開の状態が長く続き、4月最初の週末まで花見日和だった。(6日、赤羽教会にて)

     

     少なくとも4月半ばまでは、インパクト感はまだなかった。元号が変わるという意識も手伝って、できることはやっておこうというのがあり、ちょっとしたトピックがあったのもその時期である。

     4月13日は、電力会社の切り替え完了(=新電力でのサービス開始)日で、15日は、長年通っていた大学病院系の歯科ではなく、地元の歯科にかかることにした初日。18日は、地元区議・区長の選挙の期日前投票に行き、21日夜には、その開票作業の「参観」に某体育館へと足を運んだ。どれも一話分に相当しそうな件ばかり。続報を加えてまとまりそうなら、いずれと思う。

     連休期間に入って数日が経って、ようやく日常の感じが戻って来た。この「平成連休」の間に、リリースラッシュの合間などに仕込んでいた記事2本も公開され、ひと安心。

     

    平成時代の鉄道駅の変遷〜駅の増減、駅名の傾向などを探る
    記念きっぷで振り返る平成時代〜数字並び、磁気式、路線の変化など

     


     投票所の外に出ていた「候補者氏名等掲示」。区長選の方は、全国的にもそれなりの注目度だったと思う。


     開票作業が行われた体育館の出入口付近の様子。投票箱を積んだタクシーの長い列ができていて、大いに驚く。到着するや否や何人ものスタッフが、手際よく箱を運んで行った。一度は見ておきたい光景だと思う。


     おなじみの都区内パスも改元仕様。5月1日〜31日は「ようこそ令和」の一文が入る。


     2台試させてもらったうちの1台。実に快適だった。

     

     さる27日には、近場のホームセンター屋上で、電動自転車を試乗させてもらい、いい息抜きができた。30日は少々仕事をしつつ、本稿の仕上げなどをして過ごした。平成最終日ならではということで言えば、和暦での年月日を記すべく、ゆうちょのATMで入金+記帳をしてみたり、人生初の御朱印帳+御朱印をいただいてみたり... 通帳の日付については、「31-04-30」の次は「31-05-01」ではなく「01-05-01」になる。改元とは即ち年数が若返ること、というのがよくわかる。

     御朱印の方は、今後の参拝時にはできるだけいただくということで…改元を機に始めることの一つにと思っている。

     


     15時頃、御朱印を待つ長〜い列。出直すことにした。


     こちらは19時前。筆者が着いた時点で10人ほどになっていて、30分ほどで御朱印をいただくことができた。

     平成31年4月30日の御朱印。何を隠そう筆者がラストにつき、赤羽八幡神社としても、これが平成最後の御朱印となった。(境内で撮影)

     

     5月1日零時からは令和となり、連休の続き=「令和連休」に入る。

     書いていて気付いたのだが、平成の「平」と令和の「和」をつなぐと、正に「平和」。今般の10連休、筆者は「平和連休」と名付けることにした。穏やかに過ごそうと思う。

     

    ・・・
     佳い令和初日、連休をお過ごしください。

     


     

     

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