8月第1週に、1・2・3・Sea・Go!!館をお手伝いさせていただいた時もそうでしたが、9月の本番期間中も、いろいろな視察ご一行様がいらっしゃいました。9月15日、国際博覧会協会(BIE)の議長ご夫人一行がお見えになった時は、その物腰や受け答えの感じから、正に表敬訪問をいただいた観ありで、感慨深く印象深く...でしたが、対照的にその前日、9月14日は、ちょっとしたサプライズ訪問がありました。
14日の最高気温は34.8℃でした。16時を回っていたとは言え、暑さ残る中、背広(&ネクタイ)姿の一行がお越しになったのにはビックリ! 聞けば経済分野の大手新聞社の方々とのこと。「環境と経済の両立」というお題目には常々辟易してますが、それはまだいい方で、経済&成長重視、つまり「イケイケ&もっともっと」の名残が背広を着て歩いているような風采です。(9月のご来館者全体をふりかえってみても、背広上下、というのはこの時ばかりのような...) すっかり面食らってしまいました。
写真のように、パビリオンの中にはいらっしゃらず、立ち話されている方もいて、何とも不敬な感じ。残暑の折り、クールビズでないというのが、そもそも「クール」でないですが、「愛・地球博」を訪れる際に限ってでも、趣旨を汲んでクールビズで臨んでほしいところ。ビジネスマナーを重視するならばなお、環境博覧会に対するマナーとは?と思いを巡らせたい。これでは逆というものでしょう。まして、地球温暖化云々で目が利くお客さんやスタッフが多くいるであろう地球市民村に、堂々とこのスタイルでいらっしゃる訳ですから、その鈍さたるやです。正直なところ、暑苦しくて、So uncool! 注) 「持続可能性への学び」の道は遠い?(パビリオン内にいらした各位が少しでも気付かれたのなら、救いもあるのですが。)
経済紙が環境をいくら唱えても、基本的なスタンスが旧態のまま(特に上位職?)では意味がありません。同社は12月恒例の大がかりな環境展示会の主催社。展示会では、ぜひともウォームビズをキメてもらいたいところです。クールビズと季節が逆だからと言って、"uncool biz"なんて間違いはしないようご用心、ですね。
注)uncool:ダサイ、格好悪い、冷静でない など
*雑言が過ぎたようでしたら、ご勘弁ください。