最終日の一件

 9-D「日中韓・環境見聞館」、9月25日を以って閉館致しました。最終日も大変な盛況をいただくことができ、感謝感激でしたが、正に閉幕を迎えようとしている残り数時間の間は、地球市民村を選び、そしてこの9-Dパビリオンに足を運んでいただいたお客様に対して、ゆったりとおもてなしをしつつ、より深い謝意をお伝えしようとしていたところでした。

 そんな折り、ちょっと残念なことがありました。 ある筋では高名な某先生がふと現れ、いろいろと話しかけていただき光栄だったのですが、ちょっとした合間に机を占有するような使い方をされてしまったのです。あまり面識がないはずなので、少々訝しく思っていたのですが、当パビリオンの開放的な配置がちょっとなら間借りするのに好都合...ととられてしまったんでしょうね。(そこにちょうど何となく顔を知っている者がいたので、お立ち寄りになったのではないかと今は思います。)

050925-A.jpg お疲れのご様子だったので、席をお勧めしたところ、いつの間にやらPCを取り出され、作業を始められたのには正直オドロキでした。来館されている以上、お客様ですが、25日間の出展期間中、こうしたお客は初めてでした。当館のメインテーマの一つ「伝える」に即し、メッセージカード等を書く用の机だったため、私事でお使いになられては申し訳が立ちません。仕方なく、インターネットの閲覧席に移ってもらい、荷物を置くためのイスも別に用意したのですが、今度はあらぬことか閲覧席のイス全てを使用されているではありませんか! 閲覧したいお客さんのために、もう一つイスを追加して何とか機能を保ちましたが、最終日の最終時間に近い時間帯(つまり最大限のおもてなしをしたい最中)に、こうしたことを平気でなさるというのが信じられませんでした。

 地球市民村に造詣がある方と聞いていただけに余計にショックでした。市民村のパビリオンやご来村者に対して、サービス精神やカスタマー精神があるなら、こうした行為はまず有り得ないはずなのです。

 仮に、事務スペースや控室の案内が事前になかった、というのであれば致し方ないでしょう。それにしても、さらには荷物を置かせてくれないか、ときたのには言葉を失いました。(それはさすがにお断りさせていただきましたが。)

 19時台後半から20時前後にかけて、当館にお越しいただいた来場者の皆様、ご迷惑な点があったとしましたら、何卒ご容赦ください。

 お客様への失礼を取り返せたら、との思いもあり、最終プログラム「クイズ!約100人に聞きました」では、万感の念を込め、進行役を務め、パビリオン内が一体となる盛り上がりをいただくことができました。すばらしいお客様に恵まれたこと、本当にありがたく思っています。(流れに任せていましたら、21:10になってしまいました。閉館時間が押してしまったこと、関係各位にはお詫び申し上げます。)

 何はともあれ、25日間、ありがとうございました!

*今回の出展に関しての感想やふりかえりは、また改めて掲載しようと思います。 写真はイメージです。