第483話 池上線フリー乗車デー |
第482話 通りがかりのフロア案内 |
第481話 夕景、夜景 |
第480話 自転車通行における支障10選〜「べからず集」part24 |
第483話 池上線フリー乗車デー(2017.10.15)
102が東武なら、109は東急・・・その東急の日=10月9日に、東急池上線が終日無料で乗り降りできる「フリー乗車デー」が実施された。ユーカリが丘線(山万)では、「ユーカリフェスタ」にあわせて日中時間帯無料というのがあって、筆者も2015年に乗じさせてもらった(→参考)が、大手私鉄でのこうした企画は初。行かない手はない。
池上線の改札は、地上4階の高い位置にある。駅ビルの一角にあるという立地の制約から、改札周りはそれほど広さがある訳ではない。山手線からの客が流れて来ると混雑が増す。混雑の中に警官の姿も見られ、嫌な予感が走る。が、改札を出てしまえばどうということはなかった。(ちなみにJR側の改札は、山手線<=>池上線の乗換専用と、通常の出入口用との二つがある。フリー乗車券はすでに手にしていたので、それを投入後、Suicaのタッチで乗換専用の方も通れたが、手堅く一旦出ることにした。)
8階はレストランフロア。11時オープンだったので、タイミング的にはよかった。列が短くなるのを待ちつつ、お店をチェック。台紙を手にし、スタンプを押したら、その中の一軒、鉄板焼きの店に入る。まだ客は少なく、余裕だった。特典の存在に気付いたのは食べ進んでからで、用意しておいた「開通90周年記念イベント 10月9日池上線フリー乗車デー」に関するリリースのプリントアウトを見てのこと。「レミィ五反田優待サービス」という一行が目に付き、店の前に確かめに行く。小さめのポスターが掲示されていて、そこに小さく載っていた。当店ではソフトドリンクサービスとある。まだ改札に通していないフリー乗車券を見せ、食後にアップルジュースをいただいた。フリー乗車券×フリードリンク、ありがたい話である。
そんなこんなで1時間ほど店で過ごし、晴れて池上線の旅へ。食事を済ませておけば、あとは正にフリー。好きなように乗って降りてができる。
荏原中延を出たのは12:40過ぎ。先の列車よりは混んでいたが、乗れないことはなかった。めざすは、東急ストアがある長原(IK06)。ここも駅併設タイプで、同じく2階にある。スタンプ待ち人数は程々。店を出たのは12:50過ぎだった。特に長居する要素はないので、スタンプ最終ポイントの蒲田(IK15)に向かうばかりだったが、思いがけず長々と滞在することになってしまった(長原だけに?)。
列車というのは、一定の間隔で来ないと乱れることが往々にしてある。今回のような多客日では、ちょっとの遅れが乱れを招くのは自明で、この時が正にその最中だった。ホーム上での待機時間は10分くらいだったろうか。臨時ダイヤとはいえ、6分間隔が基本だった筈だから、10分というのはいかにも長い。
13時頃からの25分の間、反対側の五反田行きは6〜7本は来ていた。その最初に見ていた五反田行きの折り返しがこの13:27発。池上線の雪が谷大塚〜戸越銀座が開業して90周年という記念日(8/28)に掲出を始めた「90周年記念ヘッドマーク」の編成だったのが救いである。
後に続く列車は、おそらく数分間隔で動いていたものと思われる。着くや否や隣の番線には、後続列車が入線。ホームは忽ち人だかりになってしまった。「混雑フリー」という訳には行かないものである。だが、改札の方はフリー状態。即ち、「そのままお通りください」。賢明だと思う。(五反田では、自動改札を通す運用だった。よく考えると、池上線オンリーの五反田の方こそ、改札フリーでよかったと思う。)
東急プラザでゆったり過ごし、帰途(復路)につく。蒲田から隣の蓮沼まで歩いて、といったプランもなくはなかったが、とにかく帰る、そんな気分だった。構内に入ったのは15:30頃。池上線ホームはまたしても大混雑だった。運転間隔が均等に行っていないのだろう。こうなるとなお、沿線の名所やスポット云々ではなくなる。いかに楽に五反田に辿り着くか、ただそれだけ...
復路で沿線探訪するとしたら、蓮沼名物のレトロな商店、久が原下車の「昭和のくらし博物館」、石川台下車の雪見坂、雪が谷大塚隣接の雪が谷検車区といった候補があった。それらを訪ねるつもりで臨んだ訳だが、叶わなかった。フリー乗車デー&秋の街歩き、を考えていた人はきっと多かったはず。今回のような乗りにくさはそれを断念させるに余りある。アテが外れたのは、筆者だけではないだろう。
大崎広小路駅は、かつての池上線の終点(当時は池上電気鉄道)。開業したのは、1927年10月9日。ちょうど90年前である。「大崎広小路駅開業90周年記念イベント」とかがあってもよさそうなものだが、特になかったようだ。何はともあれ、10月9日にちなんだ駅で締めくくることができたのはよかった。
・スタンプラリーやガイドマップが複数存在 → 台紙や地図を含め、パンフレット一冊に集約できればよかった
これらを踏まえて言えるのは、@沿線イベント(おもてなし関係)、A街歩き、スタンプラリーなどの能動的イベント、B特典やサービス、を三つの柱として、わかりやすくまとめる、そして、地図にはそれらに関係するものをすべて落とし込む、といったことが重要。どこに行けば何があって、何が受けられて、というのが見開きでわかるようになっていれば、利用する側も、運営する側も重宝するだろう。今回はあいにく、そうした総合的なものがなかった。
おまけ(1):池上線乗降履歴
東急の数ある路線の中で、筆者イチ押しなのが池上線。学生の頃、何度か池上線に乗りに行き、その「東京ローカル」な感じを満喫した。記録帳によれば、
というのが、それぞれの駅に初めて降りた(=改札を通った)履歴。15駅の中で、荏原中延が最後だったというのは(他路線からのアクセスが可能な駅だけに)意外だった。
おまけ(2):「アド街ック天国」での出没状況
五反田と蒲田を除く、いわゆる中間駅で、これまで「アド街」で登場したのは、戸越銀座(2回)、洗足池、池上、蓮沼のみ。大崎広小路、荏原中延(中延はあり)、旗の台、雪が谷大塚など、「やってそうでやってない駅(街)」がいくつかあるのも、いい意味でマイナーな池上線らしいところ。(池上線特集というのはアリだと思う。)
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第482話 通りがかりのフロア案内(2017.10.1)
ある団体やある会社に用件があって、それが独立した建物ではなく、ビルのワンフロアや一室にある場合、頼りになるのはビル入口にあるフロア案内。これまで何かとお世話になっていることもあり、通りがかりに目立つのがあるとつい目が行くもので、さらにそこに出ている団体や会社の名称に「!」となることがしばしばあると、案内標示を見つけるのが娯楽のようになってくる。
NCO神田淡路町(千代田区神田淡路町2-1-7)インパクトを受けたのは、「日本食肉格付協会」。その階下、階上にある「地圏環境テクノロジー」や、その上にある「日本構造エンジニアリング」も名称としてはなかなかだと思う。気を付けたいのは、どれも名称の組み換えができそうなこと。「日本食肉エンジニアリング」とか「日本構造テクノロジー」とか... 正確な表記あっての案内板、ということを認識させられる。
第一アマイビル(千代田区神田錦町1-12-3)
日本食肉格付協会からそう遠くない場所に、「日本食肉協議会」はある。Googleの検索窓に「日本食肉」と入れた時に出てくる団体は、この二つのほかに、日本食肉流通センター、日本食肉消費総合センター、日本食肉加工協会、日本食肉輸出入協会、日本食肉生産技術開発センター、日本食肉協会があり、全部で八つ。それぞれに所管官庁があるのだと思うが、いくら何でもという気はする。
榮葉ビル(千代田区神田錦町3-17-11)
「日本食肉…」ほどではないが、「日本鉱業」で検索すると三団体出てきて、その中の一つが、「日本鉱業協会」。(他の二つは、日本鉱業振興会と日本鉱業史研究会)
コーシンビル(千代田区神田神保町2-23-4)「日本コンプ」まで入れると出てくるのが「日本コンプライアンス」。ある意味、コンプライアンス(法令遵守)と関係が深そうな「安全交通試験研究センター」(本部は岡山)も入居している。
第36荒井ビル(千代田区神田神保町2-2-31)今回取り上げた中で、一つの建物内に入る団体が最も多様と言えるのがここ。「一般社団法人」を上から見ていくと、
電子出版制作・流通協議会
というラインナップで、例えば「電子出版×著作権」、「石綿×自然公園」と組み合わせると、関連ありそうな、相反しそうな、とにかく不思議な関係性が見てとれ、それらが同じビルに名を連ねているというのが興味深い。
大橋ビル(千代田区九段北1-3-2)当ビルがあるのは、九段下交差点の一角。人通りも多く目立つ場所にある中で、この「日本叙勲者顕彰協会」の存在感は大。似たような団体がないか調べてみると、「日本叙勲者協会」というのがヒットした。
神楽坂摩耶ビル(新宿区神楽坂3-2-12)ひときわ目に付く「NPO集住センター」。集住センター=集合住宅管理組合センターの略だそうな。NPO法人の事務所ゆえ、ビルにあって別に構わない訳だが、そこは集合住宅でもいい気はする。(他の階に入っているのが、ほぐし、マッサージなど「集結」した観があるので、集住でいいのかも?)
神保町渡東ビル(千代田区神田神保町3-1-16)第420話で書いた「カレー店食べ歩きイベント」の主催団体「神田カレー街活性化委員会」が最上階に入る。同じフロアの「ロハスコミュニケーションズ」との関係が気になる。地下1階の「グルーヴィン」は良さそうな店だったが、あいにく一年前に閉店。
帝国書院ビル(千代田区神田神保町3-29)地理の教科書でなじみの深い帝国書院。その社屋が職場の近くにある。風工学研究所、日本特殊地図編纂所など、関連のありそうな会社も入っていて、大いに納得するも、関係なさそうなのもいくつかあって、気になるところ。その一つ、「エム・シー・エム・ジャパン」は奇遇にも、筆者が「玉川事業場」に勤務していた頃の取引先だった(ことを思い出した)。名刺を引っ張り出して、当時の所在地を確認してみようと思う。
住友不動産一ツ橋ビル(千代田区神田神保町3-29-1)
筆者の職場「朝日インタラクティブ」は、このビルにある。5年前は朝日インタラクティブ1社だけで、自社ビルのような感じだったが、めでたく全階入居となって久しい。(ミューズコーさんは最近退去し、5階は空室になっている。)
ビルのフロア案内は、未知の団体、会社、業界を知る手がかりの一つとして、少なからず意義があることがわかった。今後も昼休みなどのお楽しみとして続けようと思う。
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第481話 夕景、夜景(2017.9.16)
第463話の11項で予告的に記した通り、「東京百景」「続 東京百景」に続くシリーズとして、「続々 東京百景」を別枠で展開している。
・今年撮った中から、暗くなってきた時分や、日没後に撮影したものを18点、集めた。
一つご高覧ください。
品川駅(1/21|港区)品川駅在来線ホームのうち、新装された6番線、7番線を主に撮影。両線路の向かう先の間に東京タワーが収まる構図になった。→6・7番線の参考情報(PDF) #032 車窓越しのレインボーブリッジ(2017.01.21)
青梅通り(2/24|新宿区)第196話、第370話で扱った「街の光彩」。この続編をまた出すことがあれば使おうと思って撮った一枚。新宿西口の「新都心歩道橋」上から、青梅街道を撮ったものだが、工事用の赤のコーンの列と、低層ビルの「Paloma」の赤基調の電飾が不思議と同調していて、印象的だった。
武蔵関(4/4|練馬区)
「桜と鉄道」をテーマにした取材で、西武新宿線の武蔵関へ行った際、だいぶ日が落ちてから撮った下り急行列車。暗い分、行先表示のフルカラーLEDが鮮明に映った。 #043 高戸橋から望む桜(2017.04.04)
雷門通り(4/21|台東区)
この日は、東武の新型特急車両「リバティ」のデビュー日。初日の列車を見に行くべく、会社帰りに浅草に向かった。雷門通りに来れば、当たり前のように東京スカイツリーが視界に入る。
日比谷(4/26|千代田区)有楽町に用がある時は、都営三田線で日比谷に出る。B1出口から、日比谷通り、日比谷濠の方向を見ると、濃淡を交えた青が空を覆い、美しく見えた。これも粋だと思う。
5月9日の四選(千代田区、文京区、荒川区)
5月9日は、自転車で大移動しながら帰宅。神保町から、湯島、谷中、西日暮里、小台、梶原、王子といった廻り方をし、「これは!」と思う光景などをとにかく撮った。 @神保町交差点。マリオカート風の「マリカー」に遭遇する。
A根津一丁目交差点から言問通りを少し入った場所で撮影。どこか懐かしさを感じる。
B日暮里・舎人ライナー西日暮里駅付近。都バスの「加賀」行き最終を見かけ、「加賀? 何処?」となる。その後、日暮里・舎人ライナーの谷在家から西の方向にあることを知る。
C荒川車庫前から梶原に向かう途中、テーマ「バラと都電」の一枚として撮影。撮った後で、「大塚駅前」止まりの車両だったことがわかる。 #047 バラと都電(2017.05.09)
中央環状線と滝野川浴場(5/23|北区)西巣鴨駅に近い「滝野川三丁目自転車駐車場」での光景。駐輪場は、首都高速中央環状線の下にあるため、見上げた時の空は広くない。滝野川浴場の煙突がその狭い空を突く。
日本橋のランドマーク(6/1|中央区)日本橋一丁目・二丁目界隈で高い建物と言えば、かつては島屋や東急百貨店だったが、今はすっかり様変わりし、島屋は低層組になってしまった。奥の高層は、「コレド日本橋」などが入る日本橋一丁目ビルディング。東急百貨店の跡地に建ち上がり、ランドマーク的存在になっている。 日本橋室町界隈は、「コレド室町」が並び、威容を誇る。建築としては優れていると思うが、似たようなのが固まっているせいか、無味な感じは否めない。 #050 日本橋(2017.06.01)
水道橋交差点(6/2|文京区)外堀通りと白山通りがクロスする水道橋交差点。水道橋駅側から東京ドームシティ方向を撮ったら、程よくピントが甘くなり、幻想的な感じになった。楕円形のものが複数あって、いずれも光を放っている。SFの舞台のようにも見える。
溝田橋(7/21|北区)
この日も自転車で大移動し、帰路は明治通りを経由。石神井川に架かる溝田橋の上から、川と高速道路を撮ってみた。全体的に暗めで、動的な印象を受けないが、川も道路も「流れる」とか「運ぶ」といった象徴ではある。
原宿駅(8/5|渋谷区)趣ある原宿駅。建て替えずに済むなら、それに越したことはないのに、と思ってしまう。駅舎をまるごと移設する計画があってもよさそうだが。 #058 表参道の光彩(2017.08.05)
新宿三丁目(8/28|新宿区)新宿三丁目交差点。角地に建つ伊勢丹(左)、京王フレンテ(右)、ともに色味がない分、余計に引き立って見える。フレンテ左隣の二本のチューブは、高山ランド会館のツインエレベーター。連続するライトブルーの輪は、色が少ない交差点界隈のアクセントとして一役買っている。 #061 新宿東口(2017.08.28)
丸の内駅舎(9/6|千代田区)夜景としての東京駅丸の内駅舎は、上手く撮れたことがあまりない。この時の一枚は、比較的いい出来だと思う。 #063 白、青、緑、赤・・・丸の内北口の彩色(2017.09.06)
学士会館(9/12|千代田区)歴史的風情のある建物は、夜に撮ると味わいが出るもの。神保町エリアでその対象になるものと言えば、やはり学士会館だろう。右の4階建てが、1928年に開館した旧館で、旧館を取り込むような形で建つ5階の建造物が1937年にオープンした「新館」。9月20日に開業したそうだから、もうすぐ新館開館80周年ということになる。→参考
・・・ この続きはぜひ、「続々 東京百景」の方で。(“続続”という訳には行かないものの、週1ペースで出していく予定です。)
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第480話 自転車通行における支障10選(2017.9.2)
おかげ様で、東京モノローグ20周年!(正確には9月半ばで)
という訳で、節目を迎えた当モノローグ。ここは一大長編で…とも思ったものの、15話周期の「べからず集」の出番でもあるので、そっちを優先することにした。
次.枝葉など
幹線道路の側道(または自転車用の通行帯)を走っていると、枝葉を伸ばした街路樹の類にしてやられることがある。ちょうど顔の位置に来たりするので、ぶつかったら一大事。「目にも歯にも葉」といった事態になりかねない。
10.鉢植えなど
いわゆる生活道路でも、クルマの通行量が多い場合がある。通り抜けで使われているものと思われるが、一定の幅がある道路であれば別に支障はない。問題はそれほど広くない道路で、私有物がはみ出しているケース。特に気になるのは、鉢植えの類で、民家の前にズラリと並んでいたりすると、結構走りにくい。その箇所でクルマと行き違う場合は、特に注意を要する。ぶつかるようなことがあったら正に「鉢合せ」である。
9.凹凸に凸凹
その鉢合せ道路は、工事中の大きな道路と並行する形で通っている。工事が完了するまでは、迂回路として使わざるを得ないというのが実情で、まだしばらくはかかりそうな見込み。工事中の方でも別に構わないのだが、そこでは凸や凹が待っている。鉢植えを避けるか、凸凹を避けるか…運命の分かれ道である。
8.路上喫煙
都区内では、路上喫煙禁止はスタンダード。だが、未だにその標準に抗う方々がいて、不意に紫煙と接触することがある。自転車の場合、その接触時間が短くて済むのは確かだが、スピードが出ている時は、遠くから視認できないため、気付いた時には煙の中、てなことになる。避けるべきものを避けられない...自転車の弱点かも知れない。
7.車幅による圧迫
自転車でより円滑に移動するには、クルマの通行が少ない道を選ぶに限る。クルマが通りにくい狭い道を行くのもまた有効。だが、その狭い道路でも、無理矢理な感じで入り込んでくるクルマがあり、「えっ?」となることがある。その道に面した住居の方のクルマなら致し方ないが、大抵は通り抜け。すれ違う時の圧迫感と言ったら、そりゃあもうである。
6.不安定な対向自転車
タバコ片手も不安定度は高いが、より安定しないのは何と言っても「ながらスマホ」。通話しながら近づいてくる対向車は、とにかくヒヤリとさせられることが多い。
5.各種工事
自転車での通勤ルートは複数あって、あれこれ試してきた訳だが、道中で工事箇所がゼロだったことはこれまで一度もない。どこかしらで必ず工事が行われていて、全体的に通行の円滑さが妨げられる。
4.路駐
道路工事の中には、自転車専用レーンを整備するものもある。それは大いに歓迎なのだが、整備された後にありがたくない事態が起こってしまうのが課題だろう。レーン上の路上駐車(または停車)である。
3.飛び出し
車道にせよ、歩道にせよ、その道に接続する脇道というのがあちこちにあって、そこから不意にクルマや自転車が出現することがある。視界が利く脇道であれば予め対処できるが、接続地点の両脇に建物があるケースだと、脇からいつ何が出てくるかわからず、危険。一時停止しないタクシーに遭遇したこともある。細心の注意が必要だ。
2.ビーム光
第465話の5位、1位が該当する。自転車のライトの方は、その後も強力なのが増える一方で、憤りすら覚える。自転車用バックミラーを「フロントミラー」になるように取り付けて、鏡返し状態にしてやろうかと思うくらい。自分のライトが発する光量や眩しさを認識してもらいたいものである。
1.タクシーの脅威
何かにつけ脅威となるのがタクシー。最も警戒すべきはやはり急停車だろう。
その原則を弁えていないのもまたタクシー。レーン上で信号待ちしていたら、後ろからクラクションを鳴らされ、振り返るとタクシーだったことがある。もっと脇へ寄れということらしい。その時は信号が変わるまでまだ時間があったので、その場に自転車をとめ、運転手に言って聞かせた。納得したかどうかは定かではない。
その他の通行難の例・・・
・・・ まだまだ事例はありそうだが、今回はこんなところで。皆さんもくれぐれもご注意を。
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