年始恒例の「10大ニュース」。2016年は、何だかんだでいろいろあったので、「15大ニュース」にしようと思い至り、前編、後編の2回に分けてご紹介することした。
今回は前編。15位→8位をお届けする。
2016年は健康面で多少難があった。
5月前半の風邪については、第449話の通り。その後も咳が断続的に出る日が季節の変わり目などにあったほか、11月は、3日から23日まで咳続き(文化に始まり、勤労感謝に終わる…覚えやすい?)。咳が収まったと思ったら、24、25日は断続的な腹痛に見舞われる始末である。幸い26日がかかりつけの内科での定期診察日だったので、いつもの先生に話を聞く。強いウイルス性の風邪だったのでは?とのこと。恐るべしである。そのウイルスは翌週には去ったようで、12月は今のところ平穏無事。このまま年を越したいものである。
有楽町のビックカメラにはなかったが、横浜店にはあった。カセットテープをSDやUSBメモリに録音できる小型のラジカセである。(サイズ大きめの多機能タイプは、有楽町店にもある。)
筆者は1987年春から1991年秋まで、いわゆる多重録音での曲づくりを趣味としていて、カセットテープに録りためた曲が少なくとも80はある。出来はさておき、それらをテープが劣化する前に保存しておきたいという思いが前々からあったのだが、手頃な機器が見つからず棚上げになっていた。その小型ラジカセを買ったのは12月3日。今年もあと何日という中ではあるが、ようやく着手することができたという訳である。(左の写真は、コンポと接続して試した時のセッティング例)
作った当時は悦に入っていたが、今聞くとデモテープクオリティ。まだ一部しか試していないが、テープが安泰だったのはとにかくよかった。歌入れしていない曲(というか歌詞が未完成)のカラオケver.は、こんな感じである。→♪[demo.MP3](右クリックでダウンロード)
とにかく少しずつデジタル化を進めようと思う。
地元のスーパーマーケットの一つ、ライフ。日常的にお世話になっているが、2016年は、ライフオリジナルのクレジットカード「LCカード」をつくったり、これまたオリジナルの電子マネー「LaCuCa」を発行してもらったり、これまでにない入れ込み様となった。(上手くのせられている、という見方もある。)
自ずと利用頻度も増え、それに伴いポイントも着々とたまる。入会特典で得たポイントに、その日常分が加わり、LCカードには結構なポイントが蓄積中。少額の買い物で時々ポイントを使っているが、なかなか減らない。計画的に使っていこうと思う今日この頃である。
そんな近所のライフで感心するのは、「お客様座談会」なるものをたまーに開くこと。2016年は9月に2日間(各日2回で計4回)行われ、そのうちの1回目(24日午前)に参加すべく申し込む。男性客代表とか云いつつ、僭越ながら参加。消費生活アドバイザー云々というのは、伏せた。
話し合うテーマは、品切れ感、18時以降の売り場(感想など)、増やしてほしい商品、新商品の展開の4つ。参加申込時点での予定と一部違っていたが、普段感じていることをまとめたものなどを用意して臨んだので、ある程度意見を述べることはできた。強調して伝えた点は、@「赤色〇号」などの石油由来の着色料を使った食材が入った弁当などは買い控えていること、A他店と比較して全般的に割高感があるが、特売だと他店よりも一気に下がるものも多く、逆に買いにくくなっていること(価格変動が少なければ安心)の2点。少しでも反映されていればいいのだが...
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「月末失効ポイント」のところ、「月末執行ポイント」・・・こういった点がまたライフっぽい(^^; |
朝日新聞デジタルのウェブコンテンツの一つに、旅行情報を扱う「&TRAVEL」というのがある。今は朝日の系列会社で、鉄道関係の仕事に携わっていることから、そのサイトで鉄道ネタを扱うとなれば、お引き受けするのは自然な流れ。「こういうきっぷを使って、こんな旅はいかが?」的な記事を7月から定期的に出させてもらっている。(今のところ、最も出来がいいと思っているのは、この記事)
そうした仕事の取り組みについてだけなら、別に10大・15大ニュース系で紹介するには及ばないのだが、記事中に駅弁の画像を載せる話が出てから、ある筋とご縁ができ、それがちょっとばかり面白い展開になっているので、ここに記すことにした。駅弁と言えば、ズバリ「駅弁のホームページ」。日本鉄道構内営業中央会という社団法人が運営している。事務所が上野にあるので、問合せ方々訪ねたところ、こちらの事務局長さんが筋金入りの鉄道愛好家で、すっかり圧倒されることに。その日を含め、これまで三度お会いしているが、お互い話をし出すと、とにかく時間が足りない。仕事の話ヌキで、しっかり時間をとって、談議したいものだと思っている。(その事務局長さん、特に収集家としては大御所である。[→参考記事])
当モノローグでは、これまで紹介していなかったが、「東京百景」、「続 東京百景」の続編、「続々 東京百景」を2月から始めた。掲載先は、はてなブログ。ブログに綴っていくというスタイルは、前回の「続 東京百景」と同じだが、文章を多少詩的にしたという点と、あくまでその日に撮ったものを数日以内に載せるという点で異なる(前回は、その日のもの以外に、過去の同じ日に撮ったものも載せていた)。
今のところ、「二十八景」(#028)なので、まだ先は長いが、百景になる頃には、東京モノローグの話数も節目になっているという設定。どうか気長にひとつ。
柏市に実家があり、そこには乗用車がある。父が運転する用だが、顔を出せば筆者が運転するのが専らで、とにかくその車で柏市内外に出かける機会が増えた。
出かける先は、国道16号線沿いだったり、北総鉄道沿線だったり。白井市、印西市、八千代市がメインである。それらエリアは、今も(いい意味で)ワイルドな観はあるが、千葉ニュータウン中央駅周辺については、すっかり都市的になっていて、車で廻る分には、都内よりもずっと便利。さまざまな店や商業施設が一定の面的な広がりの中に集積しているので、何かと勝手がいいのである。北総鉄道だと運賃が高いので足が向かないが、車なら楽々。今後も定期的に出かけることになるだろう。
7/14は、移動中に大雨に降られた。(雨が降る前の記事はこちら) |
“実家用車”を使った移動は、千葉だけでなく、横浜、鎌倉方面でも敢行。その帰りには、かつて暮らしていた世田谷区の2か所(等々力と経堂)を経由した。いずれもそれほどのご無沙汰ではなかったが、やはり懐かしかった。
等々力と経堂を車で訪ねたのは3月6日。経堂では、幼少期と学生時代とで別の住まい(住所は宮坂と赤堤)で、それぞれ様変わりしていたことは以前訪れた時に承知していたが、等々力の居宅の方はその変化を初めて見て驚愕。周囲は大して変わっていなかった分、余計にインパクトが大きかった。こうなると懐かしさも何もなかったりする。
等々力時代の住所地はこんな感じに |
経堂第2期(学生時代)の住まいも、かつての面影なし |
第462話の後段では、川越車両センターの一般公開について小枠に記した。実はこの車両センターの近くで暮らしていた時期があり、その居所付近の様子を見に行くのもかねての車両センター探訪だった。田圃がメインという点で、周辺環境に大きな変化はなく、通っていた小学校も基本的な構成はそのまま。いろいろと思い出せてよかった。
車両基地イベントめぐりの関西編2日目(10月30日)には、京阪電車の樟葉にも立ち寄った。樟葉は、10代の5年間を過ごした地。住まいは、この駅から東に2kmほどの場所にあった。さすがにそこまでは行けなかったが、駅の周りで20分ほど過ごすことができた。あちこちリニューアルしたという話は聞いていたが、ここまで変わったとは!というのが正直なところ。変貌が激しいというのは、良し悪しである。
川越車両センター付近の様子。かつては車両センターはなく、一面が田圃。川越線は気動車が走っていた。 |
樟葉駅前「KUZUHA MALL」。筆者が暮らしていた頃は「くずはモール」だった。 |
鉄道駅のデータベースは、常々アップデートしているが、その一覧を電子書籍化する作業はしばらくお休みしていた。4月1日時点(嵐電の「撮影所前」駅開業)のデータで編集し、4月24日に2016年版をようやく発行。2012年版(同年7月リリース)以来だった。
2016年版を出した後の変化は、万葉線「射水市新湊庁舎前」が「西新湊」に変わったことと、留萌本線の日本海沿い区間の廃止により、瀬越〜増毛の8駅がなくなったこと。来年3月にも駅の変化はチラホラ予定されている。落ち着いたら、また駅名一覧を出そうと思う。