第392話 2013年10大ニュース(2014.1.1)
新年あけましておめでとうございます。
2013年は一大トピックがあった一方で、他にはさほど大きな話題なく、ある意味メリハリのある一年でした。例年と比べると、無理やり持ってきた観のある10大ニュースですが、毎年恒例ということでひとつごゆるりと。ご笑覧ご高覧ください。
オープン初日に出かけるというのは、案外難しかったりするが、2013年は複数のスポットで初日参りができた。
かつて日立製作所の本社があった場所にできたのが「sola city」で、坂道を挟んで斜め向かいの再開発エリア(丸善など含む)に建ったのが「WATERRAS」。御茶ノ水駅からアクセスできるので、会社帰りにフラリ。これがオープン初日、4/12。
4/12、sola
city |
4/21、TOMIX WORLD |
次の初日訪問は、大宮駅西口にできた「TOMIX WORLD」(4/21開店)。あいにくの雨模様だったが、初日というのは晴れ晴れしいもので、楽しませてもらった。(→レポート)
あとは、第385話で紹介した「mAAch ecute神田万世橋」。初日は9/14、待望の開業だった。(その翌週、9/20オープンの東京駅八重洲口「グランルーフ」は、少し出遅れて9/23が初訪問日)
この他は、コンビニの新規開店が何軒か。sola city内のファミマだったり、地元駅近くのセブンイレブンだったり、リニューアルオープンも加えると、10やそこらはあるだろう。初日を含め数日間は何かしら安くなっているし、チラシにクーポンが付いていれば、それを使ってさらにおトクに。特にファミマは、要チェックである。
自前ドメイン(chochoira.jp)のメインアドレスが、なぜか迷惑メールのターゲットに。あれこれ手を打ったが、8/18にとりあえず変更し、今は平穏。9月半ばには、jcafe.netのアドレスが自然解約になったため、ブラウザメールとして予備で使っていたBIGLOBEメールに集約。会員登録系の配信メールは、BIGLOBEメールでまとめ読みできるようになった。大げさに言うと、メールアドレスの変更と統廃合を続けてやった、といった感じ。
BIGLOBEメールには、RSSフィードをメール感覚で取り込めるという利点がある。7月にGoogleリーダーがサービスを終えて以降、しばしごぶさたしていたRSSをここで再開。今ではメール&RSSで、BIGLOBEメールをちょくちょく使うようになった。
Facebookは、2013年も何かと活用したが、時々お休み期間を設定。何事も程々がいいと思う。
新しく買った品々のうち、金額的に大きかった点で財布、小物ではなく大物という点で通勤用カバン、この2つが2013年は特筆モノ。財布は、細君イチ押しで、丸井の「ラクチンスマート財布」(長財布)を購入。その名の通りで、実に使い勝手がいい。(金運もアップ?)
修理関係では、デジカメが筆頭。決して古い代物ではない。2012年の10大ニュース(第368話の10.)で軽く紹介した「Nikon COOLPIX L26」である。実は元々絶好調ということはなく、時々レンズエラーなどを起こしていて、それが高じて...というのが実情。幸い保証期間が切れる前だったので無料で済んだが、一度ならず二度、修理に出している。1回目は電源入らずで、メイン基板を交換、2回目はレンズ部分引っ込まずで、レンズユニット交換、と相成った。おかげで今は、本来あるべき好調さを維持している。
修理というか、リフレッシュしたのは古参のメガネ。結婚を機にコンタクトレンズにしたが、それをやめてリーズナブルメガネにしたのが2010年4月。2012年9月には「PCメガネ」に変えてみたが、一年余りで何となく合わなくなってきたため、コンタクトにする前に使っていた20年来のメガネを常用として復活。耳に当たる部分など、長らく劣化していたが、某眼鏡店で無料で直してもらい、今はすっかり通常モード。具合もいい。PCメガネは、改めてチェックしてもらおうと思う。
渋谷は、第373話、下北沢は、第374話に綴った通り。この2つの街は、駅が変わったことによって、街自体にも大なり小なり変化があった。まずは駅の動向を追った訳だが、その後の話は、渋谷での第377話程度で、フォローできていない。下北沢は、11/23に小田急線に乗った際、駅を通り過ぎただけで、街には出ていない。気になるが、なかなか行けないのが渋谷&下北沢なのである。
東京での気温38℃超えは9年ぶり(→第383話)、伊勢神宮の式年遷宮は20年サイクル(→第387話)というのがあった一方で、個人的な○○年ぶりがいくつかあった。いとこや親戚に、12〜20年ぶりに会う機会があったり、大学2年の秋から2年半、バイト等でお世話になった社長ご夫妻と18年ぶり(推定)にお会いしたりと、その年数が長いのが今回の特徴。
7/21、小豆沢に近い「プチアーナ」で社長夫妻と会食 |
12/19のスコア(抜粋) |
12/19は、職場の小行事で、高田馬場のグランドボウルへ。ブランクを感じさせない上々の滑り出し!と思いきや、いいのは出だしだけ、という昔と変わらないスタイルで、結果は2ゲーム平均、辛うじて3桁。よくよく調べたら、ボウリングも18年ぶりのことだった。
一度ならず二度も...となればインパクトは大。東京都北区の不発弾である。詳しくは、第379話「不発弾」、第390話「不発弾処理にまつわるべからず集」にて。
第378話では、6/1までの経過を記した。その後、東京歯科大学水道橋病院では、7/8、7/22、8/1、8/26、9/3、9/17とお世話になり、一年で計13回という高頻度。9月には、区の歯周病健診の都合で、区内の某歯科で健診1回、治療3回とこれまた回数多め。2つの病院で年に17回・・・歯科漬けな一年だった。
景気動向と少なからず関係するのかも知れないが、例年になくお金の動きが活発な年だった。ピークは6月。住宅ローン(2つのうち1つ)の繰上返済を6/4に申し込んだのをきっかけに、その返済(完済)を6/14に実行。高額だったが、ネット振込が使えたので、至って安全。ひと山動いた1日だった。その後、「完済通知」が6/18に届くと、6/22には追って、「テイトウケンマッショウ」なる手続きの関係書類が送られてきた。そう、「抵当権抹消」である。ローンがなくなれば、抵当権もなくなる。その手続きをお忘れなく、という話だ。
この手続き、その筋の業者等に依頼すると、2万数千円を要する。自分でやればもちろん費用はかからない(収入印紙代を除く)。幸い、職場の近くには「東京法務局」がある。事前にある程度書類を整え、ここで相談に乗ってもらって、手直しし、本番の地元法務局に持って行けばいい。少々もたついたが、準備を終え、8/5の朝、出勤前に東京法務局(北出張所)に向かう。窓口オープン時刻(8:30)に到着し、8:40には受理。職場にはちゃんと10時に着いた。そして8/16、再び法務局に赴き、「抵当権抹消登記完了証」を受ける。めでたしめでたしである。なお、完済通知が届いた6/18は、自著の印税が振り込まれた日でもあった。ちょっとした記念日である。
金回りがあれば、カード回りもある。ポイントカードはともかく、クレジットカードを新たに作ることはまずないと思っていたところが、財布購入時に丸井の「エポスカード」を作ることになり、洋服の青山では、かつてコツコツ貯めていたスタンプのポイントを移行する必要に迫られ、専用の「AOYAMAカード」の手続きをし、あまり本意ではなかったが「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」も新規ご加入…と相次ぐことに。これも何かの巡り合わせということだろう。
クレジットカードと似て非なるのが電子マネーのICカード。これまでSuica一辺倒だったが、新たな一枚が加わった。「楽天Edy」である。なぜか楽天が無料発行してくれて、12/11に届いた。カード決済でチャージでき、使えば楽天スーパーポイントが付くという、なかなかの設定。コンビニでの支払い、今はSuicaとEdyの二頭立てになった。
ポイントカードについては、第386話に書いた通りで、基本的には三強状態が続いている。
今は本業が鉄道関係のため、必然的に鉄道ネタは増える。2013年の主だった話題の中で、実体験、または実際に見た・撮ったものなどを挙げていくと、20〜30はある。下の画像は、その寄せ集め(一例)である。
京王 ダイヤ改正など(2/22) |
九段下駅 都営新宿線・メトロ半蔵門線 同一ホーム化など(3/16) |
常磐線特急 651系定期運転終了(3/15) |
東海道新幹線 「N700A」運転開始(2/8) |
浦和駅 高架化、湘南新宿ライン停車開始など(3/16) |
JRオレンジカード 発売終了(3/31) |
東武野田線 60000系運転開始(6/15) |
秋田新幹線 E6系「スーパーこまち」運転開始(3/16) |
埼京線 E233系運転開始(6/30) |
常磐線特急 E657系「ひたち50周年記念」ロゴ付き運転開始(10/13) |
近鉄 観光列車「つどい」運転開始(10/5) |
近鉄 新型特急「しまかぜ」運転開始(3/21) |
*日付は、その出来事があった月日で、撮影日とは必ずしも一致しない。
こうして見ると、首都圏ネタが中心で、あまり遠征できていないことがわかる。旅行先を含め、一年の移動範囲は一都八県どまり。西には行ったが、大阪府、京都府はその手前まで。最北は埼玉の栗橋である。栃木、群馬両県に行かなかった年というのは珍しい。それでも、フリー乗車券を使った旅はそれなりにこなしていて、つくばエクスプレス(4/27)、北総鉄道(9/21)、近鉄(10/4〜6)の3つに加え、8/7には18きっぷ旅を敢行。何だかんだで、乗降駅の通算が2,800を超えたというのは一大トピックだと思う。(→「駅ログ」参照)
東京モノローグ中、純粋に鉄道ネタとして書いたのは、3月の「渋谷&下北沢」を除けば、第382話「上野〜熊谷130周年」、第389話「馬込車両基地」の2つ。他には、
「みどりの山手線」田端駅発車シーン(130118 19:35)
快速「おさんぽ川越号」@武蔵浦和&南古谷(130126 8:51/9:25)
200系新幹線定期最終列車「とき342号」@西日暮里(130315 19:51)
京急品川駅 C-Flyer快特〜1000形快特〜2400形普通(130506 12:52)
E655系「和」 JTB団体臨時列車 赤羽通過シーン(130629 17:07)
115系回送・E6系甲種輸送・211系ラッピング・検測車East i-E(130728〜29)
「ありがとう183系」(M31編成)秋葉原駅通過シーン(131223 11:03)
の7つをYouTubeにアップ。反響はまぁまぁといったところである。1/16〜12/28に運転した「みどりの山手線」は、朝な夕なで見たり乗ったり。各種バージョンを楽しませてもらった。
自著発売までの経緯などは、第376話に記載の通り。発売後しばらくは、ネット書店系で売れ具合をチェックしたり、書店や地元図書館での在庫状況を調べてみたり、とマメマメしくやっていたが、夏頃には不定期に。著者割引で何冊か仕入れて、卒業校(小・中・高)などに寄贈したり、親類に配ったりというのもやった。PRを兼ね、本の中味の一部を「Online Quiz」(または「Quiz on WEB」)といった形で、鉄道コムの1コーナー、「鉄ちゃん度チェック」に投入する企画も実現(8/19公開)。「駅Q」100問中10問をアレンジ+続編に向けてストックしておいた新ネタ10問の計20問を用意した。「難しい!」とコアな鉄道コムユーザーからも悲鳴が上がる状況で、作者としては上々の出来。本の売上につながっているかどうかは不明である。
地元図書館検索機での結果表示(貸出中だったり、予約受待中だったり) |
某書店検索機での表示例 |
おかげ様で、「本の著者」という一つの立場をいただくことはできた。それはそれでいいのだが、それに甘んじていてはいけないことがよくわかった。本が出たからと言って、世界がそうそう広がる訳ではない。一つの足がかりを得たに過ぎず、次につなげるには常に何かしらの働きかけを続ける必要があると重々思う。
さて、新駅が開業したり、駅名が変わったり、というのが2013年5月以降も続いた。駅名等のデータベースは、都度更新しているが、「駅Q」発売後では、「中町(西町北)」(富山地鉄市内軌道線、5/17)、「田んぼアート」(弘南鉄道、7/27)、「綾川」(高松琴平電鉄、12/15)、「西山天王山」(阪急京都線、12/21)、「新相ノ木」(富山地鉄本線、12/26)の5駅が増え、筆者基準での鉄道駅の数、9,588ということになった。「駅Q」発行時のデータは早くも古くなり始めている。
次の企画は、「駅名雑学」を前面に、クイズはサブに、といった具合で、取り急ぎ電子書籍で出してみようというのが現時点でのプラン。ひとつお楽しみに。
今年はいよいよ、当「東京モノローグ」、400話に入ります。引き続き、ご高配のほど、よろしくお願い申し上げます。
|