第352話 ミステリートレインに乗ってみた(2012.5.1)
ニコニコ動画は時に視聴することはあっても、基本的には異世界感覚で、ましてその再現イベントとなれば、正直かなり縁遠い話に映る。が、その「ニコニコ超会議」に合わせて、「ニコニコ超会議号」(→参考)というのが用意され、ブルートレイン版とミステリートレイン版の2つあるうちの1つに乗車できるかも?!ということになれば、話は変わる。超会議はサブ、メインは超会議号ということで、とにかく話が舞い込んできて、これを逃す手はないと参加させてもらった。ブルトレはさすがに困難なので、ミステリートレインの方。運転日は、超会議の初日に当たる、4月28日(土)である。
超会議の主催者は、ドワンゴとニワンゴ。その二社の区別がつかないような人物が果たして乗車していいものなのか、はたまた、ニコニコ動画の文化をわかっていない人物が超会議に参じていいものなのか、車内が"超"ノリノリでついていけなかったらどうするのか、などなど、静か志向の筆者にとっては不安材料が少なくない。長時間乗れる向きにはいいが、扉が開かないというのもモヤモヤ感を覚える。下車したくてもできない!というのは筆者のような「乗り降り鉄」にとっては、歯痒いことこの上ないのだ。
ともあれ、半ばご招待のような形で乗車機会をいただいたので、ただ心して楽しませてもらうばかり。集合は、品川駅の北改札口に8時。きっちり着いていたが、受付待ちの列がすでに長々となっていたため、見合せ。通常の受付がひととおり済む頃合を見計らって、手続きを済ませる。改札を通ったのは、835過ぎである。(以下、時刻の記述が多数出てくるため、3桁または4桁の省略形で表記)
「超会議号ツアー」受付を待つ"超"列 |
このオレンジカードを手にしてからおそらく18年ほど。ようやく実物に乗ることに。 |
入線は8番線に842頃。この485系「宴」(お座敷列車)、見たことはあっても乗るのは初。眼前で撮るのももちろん初めて。だが、車両を撮影できるのはこの10分ほど、ということで一様にあわただしい感じが漂う。そして定刻通り852に発車。くつろぐべきタイプの車両に乗りながらも、実に緊張感あるスタートとなった。
戦隊モノでこういう顔のがあったような... |
知っている人ならすぐわかる?!(SUPER BELL''Z 車掌DJの野月さんです) |
扱いが特殊なため、お楽しみイベントのいくつかは参加できない。ミステリートレインゆえ、その行程を的中させると賞品がもらえる「ルート当てクイズ」もあったが、筆者は資格なし。品川〜海浜幕張を約5時間かけて廻り、途中、3カ所で折り返す、その折り返しは、2回目が津田沼、3回目が誉田、品川駅は8番線ホームから発車・・・とこれだけヒントがあっても、そう易々と当たるものではない。筆者的に、ある程度の読みはあったが、発車後しばらくして、どうも山手線沿いに走っていること、そして、9時手前に大崎駅が見える位置で停車したこと、この2つで、早くもハズレとなった。
発車後、いきなりのサプライズ!品川に向かう「特急日光43号」は"粋"カラーのスペーシア。(この後、品川919発) |
大崎と言っても、停車したのは何ともミステリアスな位置 |
8番線は即ち東海道本線、または横須賀線の下り、と読む。仮に新川崎で折り返して、武蔵野貨物線(武蔵小杉〜府中本町)経由で武蔵野線に入り、南流山〜北小金の短絡線で常磐線に入り、我孫子からは成田線、佐倉からは総武本線、と進めば、津田沼の折り返しで誉田へ、という流れが一応作れる。だが、初っ端でいきなり大崎! クイズの解答用紙は、品川駅の集合・受付場所にてすでに回収済みのため、如何ともしがたい。クイズご参加、つまりツアー参加の皆さんは、早々に「嗚呼...」か「おぉ!」に分かれることになった(と思われる)。筆者同様、新川崎か横浜か、が大勢だったのではなかろうか。
果たしてその結果は、解答総数120ほどに対し、正解は8人限り。ヒントとしては絶妙だった、と言えそうである。ただ、8という数字、主催者予想よりは多かったようで、賞品が足りず、急遽、追加が用意された。的中者への賞品授与(兼・当初の目玉賞品の抽選会)は、3回目の折り返し駅、誉田での停車時間中に行われ、違った意味で盛り上がりを見せることになる。
話が飛ぶが、ツアー終了後、海浜幕張駅から超会議会場に向かう参加者の中に、その時の追加の賞品を手にしていたお二方(二人そろって賞品同じ)を見つけたので、尋ねてみた。答え、「ハシ鉄でよかった」とのこと。間近で見せてもらうと、今回の「ニコニコ超会議号」のもう一本の方、ブルトレ(24系寝台列車)を模した箸(=ハシ鉄)だった。目玉は、24系を牽引する電気機関車EF81のNゲージ模型(左写真)だった訳だが、ミステリートレインのツアー客となれば、言わば「乗り鉄」の御方である。そうした方にとっては模型は二の次。何ともリアルなお話を伺うことができた。客層をどう読むかで、賞品は変わる。乗り鉄の方には、車窓DVDとか、経由駅の入場券セットとかがヒットする可能性は高い。ただ、お座敷列車に乗るのを選んだ、という時点で、車窓を楽しむには一定の制約があることを承知している客という見方はできる。乗り鉄の中にも分け方があって、乗りつぶしタイプ、乗車経験タイプ、車窓タイプなどいろいろあるとすると、席が固定され、車窓よりも正に「宴」を楽しむことが主の場合は、「乗り」ならぬ「ノリ」志向が高くなる。ノリがいいのは模型好き? ならば模型で、となったかどうかいざ知らず。今回の抽選で模型を引き当てた方々が「模型鉄」であれば・・・そう願うばかりである。
大崎を904に発車し、「山手貨物線」経由で北上する。今回同行の向谷実、野月貴弘、南田裕介ら「車掌軍団」によるツボを押さえた軽妙なアナウンス(またはトーク)は、渋谷を通過する辺りから、新宿での運転停車にかけて入り、その中で向谷車掌曰く、24系の超会議号では寝台なのに誰も寝ない(カオス状態)とか、車内で模型が走る云々といった話があり、笑いを誘っていた。賞品として模型が用意されるというのは、企画・主催側としてはいい読みだったようである。
ツアー客を乗せた車両、例えばこの時先頭の1号車を入口から眺めると、4人掛けの掘り炬燵式座卓に1人客や2人客が同席しているケースが大方のようで、黙々とした空気が感じられた。が、車掌軍団効果で程よくほぐれていくような、そんな感じが見て取れた。車両愛称、「宴」の通りにはなかなかならないかも知れないが、そういう雰囲気に持っていくにはいい車両なのは確かである。
新宿では、916〜933の間、停車。成田エクスプレスなどが発着する番線に停まっていたので、ホーム上の客は少なくなく、車両に視線が注がれること多々。残念ながら、車内に「ニコニコ超会議号」といった横断幕が掲げられている訳でもないので、何事かと思った方々は多かっただろう。ニコニコ超会議ステッカーなどが手持ちであったので、とりあえず窓辺に"置いてみた"。(少しは宣伝になった?)
さて、新宿では扉は開かずとも「停車」してしまったので、特急クラスが停まる駅での通過シーンを撮る!というテーマがあるなら、次の機会は、池袋ということになる。徐行しながらではあったが、得難い体験ができた。動画で撮ること約1分である。
なかなか加速することのない超会議号だったが、池袋から先、湘南新宿ラインと同じような走りをすると考えるなら、上中里を過ぎた辺りから速度も出て、赤羽も通過して、と妙な期待感が生じる。が、その目算は見事外れるのだった。加速を見込んだ上中里から先、湘南新宿が走る複線(2本分)を横目にする状態になったのだから、「!!」である。正しくミステリーな線路に入ったところで停車。折り返しの1回目は、ここ上中里と王子の間だったのである。(山手貨物線に入った時点で、ルート予想は、「大宮で折り返し、武蔵浦和経由(しもうさ号の入り方)で武蔵野線・・・」としていたが、これまたハズレ。)w(--)w
京浜東北線が湘南新宿ラインを跨ぐ箇所で停車 |
帰りに京浜東北線の車窓から同じ場所(折り返し地点)を撮影。階段状の設備がいくつか見える。 |
946に停車して、折り返し発車は952。その間、線路脇の乗務員交代用のステップ(タラップというべきか)では複数人の動きあり。こんな場所にこんな設備が!である。そして次こそがミステリートレインの最大の見どころ、田端操車場への進入である。
行きの線路とは別の線路に入り、上中里駅を過ぎたところで、湘南新宿が通る複線からは離れて行く。やがて新幹線車両の脇を抜けつつ、尾久駅から見る車両基地の奥(=奥尾久?)に当たる線区を見つつ、さらに、そこに列を成す機関車(電気 or ディーゼル)を見送りつつで、操車場を分け入っていく。その線路は尾久なのか田端なのか、そんな区別が付かなくなるような辺りをとにかく走る。(北区が鉄道資源に恵まれていることを改めて実感した次第) 田端駅が見えてくると線路の数は落ち着いてきて、「進行方向左側には5本」というのがわかった時点で再び停車。ルート当ての正解は、上中里でもよさそうだが、ここ田端(操車場)、とのこと。停車時間が956着−1016発と長めだったので、日本旅行の添乗員さんと話をしたり、常磐線に入るためのカーブ(常磐貨物支線)効果で先頭車両(この時は6号車)までが入る状態で写真を撮ったりできたが、それでも持て余し気味。と、宇都宮・高崎線の高架を特急型車両(183系?)が走って行くのを見つけ、すかさず撮影。何の列車かまだよくわかっていないが、適度なゆとりがないとこういうのは撮れない。田端での停車(&ゆるやかな時間)は有意義だった。
機関車好きにはたまらない?! |
新幹線車両は概ね出払い中 |
カーブの先が常磐線。カーブを跨ぐ高架は、宇都宮・高崎線。 |
期せずして特急型車両を目撃 |
常磐線初期の起点は田端で、三河島から来た列車は田端で折り返して上野に向かう、そんな時代があった。日暮里駅の設置とともに三河島〜日暮里のあのヘアピン状のカーブができ、旅客を乗せた常磐線は田端を通ることはなくなった。今回の超会議号は、そのかつての常磐線を通るという点でも大きな価値がある。普段、貨物車両を見たり撮ったりのためにこの線(常磐貨物支線)に足を運ぶ人達にとって、もちろん沿線の方々にとっても、お座敷列車の出現は驚きだっただろう。田端折り返しが確定すれば、ここを「宴」が通るというのも決定的になるが、twitterなどで発信するにも時間が限られているので、「宴」目当てでここに来た人がいれば、かなりの通と言えるだろう。外から撮る側からしても、ルート非公開のミステリートレインならではの楽しみがある。当たった時の喜びはまた格別と思う。
道路は西日暮里駅に通じる。通りの名は道灌山通りだが、踏切の名称は「日暮里道踏切」と云うそうな。どの道、この構図での写真はまず撮れない。 |
右に見えるは三河島駅。手前の線路とはこの後合流。 |
三河島駅を真上に見ていたと思ったら、いつしかホームが隣に来る構図となり、ホームが遠ざかってしばらくしたらいよいよ常磐線に合流となる。時刻は1022頃。品川を出て、1時間半が経つ。品川〜三河島は、京浜東北線快速で上野に出て常磐線に乗換といったパターンだと25分程度。これまでのところ都区内を廻っているだけだが、いかに大回り、かつゆったりかがわかる。大きな窓から東京スカイツリーを何となく追ってみるも、まだ徐行気味なので、楽に捉えられるし、撮ることもできる。加速し始めるのは北千住を過ぎた辺りで、亀有(1029)〜北小金(1039)と飛ばし、柏を通過する際に減速するまでは特急感覚で快適だった。
他の号車に移動するのは難しい感じなので、車掌軍団の様子はこの時までわからなかった。6号車から順にやって来て、3号車に現れたのは松戸頃。近くでお目にかかったのは、我孫子に着いてからだった。
ツアーに申し込んでの参加(お一人11,800円)での特典としては、
・車内では、楽しいオリジナルイベントを開催!
・ルート当てクイズを実施!的中者に豪華プレゼント!
・ツアー限定オリジナルパッケージのスペシャル弁当をご用意
・超会議有料ゾーン一日入場券付!
・参加者全員にオリジナルグッズ付
・ニコニコ動菓食べ放題
・4月28日ニコニコ超会議で行われる「公開解体買付ショー」への優先参加券付!
・抽選でニコニコ超会議号オリジナル鉄道模型の優先購入予約券をプレゼント!(限定50名様)
・参加者全員に、向谷実氏製作のオリジナル非売品CD付
・超プレミア?!記念着席券プレゼント
・箸&キーホルダーを全員にお土産プレゼント
(案内文より抜粋)
と盛り沢山。筆頭、車内のオリジナルイベントと聞くと、キーボード演奏:向谷、車掌DJ:野月、鉄道モノマネ(または効果音):南田によるパフォーマンスなどと考えてしまいがちだが、至ってオーソドックスに、その三氏+アナウンサーの久野知美さんによる車内巡回が中心だった。向谷倶楽部企画による「向谷実と行く超会議特別ツアー」というのがツアー名称ということもあり、テーブル一つ一つに入って、参加者と歓談するのは向谷車掌。オリジナル非売品CDを本人サインつきで手渡し、というのもこのタイミングだった。
我孫子駅では皆さんにこやか |
車内は「宴」もたけなわ |
我孫子では、1047−1057の停車。ホームでは笑顔あり、テーブルでは笑いあり、正にニコニコな感じで、ついでに空はいよいよ晴れ渡り、気温も上昇。「ニコニコ超会議号」というよりは、「超ニコニコ会議号」といった具合である。青空のもと、菜の花や新緑の中を「宴」は快走する。成田線をこうした列車が走る、というのは快挙の部類に入るだろう。ルート当てクイズでは、成田線経由とわかる答えを書いた方は多かったと思われるが、冷静に考えると実にレアな話。単線なので、上り・下りの交換停車が布佐と安食であったが、その際、ホーム上で不思議そうに眺める人が多かったのも至極当然。逆に不思議だったのは、意外と撮り鉄の方々を見なかったことである。ある意味、ミステリーである。
常磐線を越え、一路、成田へ |
新木と布佐の間の木々 |
お弁当までいただいて、"超"感謝! |
水田と京成スカイアクセス線 |
11時過ぎからはスペシャル弁当が配られ、折りよく車窓いっぱいの田園風景などを楽しみながら、いただくことができた。弁当タイム=成田線というのも設定としては上々である。1132に下総松崎を通過すると、進行方向右に成田スカイアクセス線が見えてくる。スカイライナーが来ればちょっとした映像になるので、動画モードで粘ってみたが残念ながら現れることはなかった。(あと数分早ければ、成田空港行き、スカイライナー25号に遭遇できた可能性はある。)
成田に着いたのは1139なので、通常の成田線普通列車(各駅停車)と同じくらい。湖北や新木を過ぎる辺は、特急に乗っている感覚だったが、安食での5分停車などがあって、所要時間的にはおトク感がない結果に。速さを楽しむ列車でないのは承知の上だが、仮に40分を切る設定だったら、よりスペシャルな気分になれたと思われる。
成田を1151に発ち、佐倉を1202に通過し、このまま一気に千葉へ、と思いきや今度は四街道で停車。何となくノロノロ走っていたが、四街道まで20分かかっての到着というのはエアポート快速並み。まぁまぁと言える。この停車時間中に、品川〜海浜幕張の列車時刻表を台紙にした「記念着席券」(硬券仕様)が配られた。硬券も感動モノだが、筆者的には時刻表がその上を行く。ここまでマメマメしく着・発の時刻なり通過時刻なりをメモってきたが、これがあれば何の苦労もない!という点でも貴重。ただし、実際には多少ズレが生じるもので、やはり自分でも記録しておくに超したことはない。成田の欄を見ると、1138着−1149発だった。微妙に遅れていた訳だが、四街道では定刻に戻っていることがわかった。ノロノロだったのにキャッチアップ? これまたミステリーである。
時刻表台紙つき記念着席券。実によくできている。 |
気になる発着時刻はこの通り |
すでに正解者の絞り込みも済み、あとは津田沼、誉田の折り返しを楽しむばかりだから、時刻表で答えが出てももう構わないということだろう。そのタイミングもなかなか秀逸である。逆に、時刻表を公開したからには、定刻通りの運行が定めとなって返ってくる。どこでどれだけ遅れたかなど、シビアにチェックした参加者も少なからずいたことだろう。
弁当を食べ終えた頃から、カードゲーム開発の第一人者であるK.S.さんとあれこれ話をしていて、千葉を1223にゆっくり通過したのは確認するも、津田沼の折り返し時刻については曖昧状態。再び千葉に来たのは時刻表通りだったので、とりあえずよしとして、1254−57の本千葉付近の停車、13時前後の蘇我での停車についてはしっかり記録した。(時刻表では、蘇我で1255−56となっていて、本千葉?の停車は記されていない。)
遅れ気味なことがこれでわかってしまった、となると、どこかでスピードアップ?と推測する。すると、鎌取を結構な速さで通過。それでも誉田には1304着のところ、1306だった。
蘇我では6番線到着。時刻は13時。電光表示は「団体」である。 |
そして誉田に。ここまで4時間半。長いようで短かった。 |
前段に書いた通り、この誉田での停車時間中に、クイズ正解者への賞品授与が行われた。正解者は全員男性。ツアー客は、品川駅での受付時に見回した範囲では女性も少なからずいたので、確率的には1人は当たってもよさそうだったが、やはり難しかったようだ。
誉田での最後の折り返しは定刻の1323。上中里までは1号車先頭、津田沼までは6号車先頭、誉田までは1号車先頭、そして海浜幕張までは6号車先頭、そんな塩梅。進行方向の変化が楽しめるというのは一つポイントだが、車窓や展望や車内設備を楽しみたい人には、それでは不十分か。「宴」の座席(座卓)の固定した感じは自由度を奪う可能性が高い。24系ブルートレインツアーは「ニコ動」好きな方が多かったそうで、異様な盛り上がりだったとの話に対し、この「宴」の方は対照的に総じて静かな印象を受けたと聞く。その一因は、そんなお座敷のあり方にあったのかも知れない。自由に行き来できる時間をあえて設ける、そんな工夫があるとより盛り上がるものと思われる。
展望スペースには行けなかったが、車内はあちこち見学&撮影できた。(終着直前の2号車の様子) |
海浜幕張に無事到着。すぐの発車だったため、撮影時間はせいぜい1分ほど。 |
総じて、趣向を凝らした好企画であり、配布物のタイミング、折り返しの停車時間の使い方は特に絶妙だったと思う。添乗員さんの采配もまた見事だった。ツアー参加者の満足度は高かったのではなかろうか。
沿線の人達、駅でたまたま見かけた人達にも楽しみを提供したとなれば、これは「超会議号」どころではない。超越の「超トレイン」である。超会議向け企画にとどまらない何か…ミステリートレイン史に残る一大イベント、と言っていいだろう。
筆者としても、"超"楽しい旅となったのは言うまでもない。機会を下さった皆々様には、"超"御礼申し上げます。^^
ツアー名称 |
向谷実と行く超会議特別ツアー ミステリートレイン「ニコニコ超会議号」 |
企画 |
向谷倶楽部 |
旅行企画・実施 |
株式会社日本旅行 |
主催 |
株式会社ドワンゴ、株式会社ニワンゴ |
発着時刻 |
品川 852発 → 海浜幕張 1341着 |
乗車時間 |
4時間49分 |
途中停車 |
15箇所 |
営業キロ換算での走行距離 |
品川〜大崎(2.0)、大崎〜王子(15.6)、上中里〜田端(1.7)、田端信号場〜三河島(1.6)、三河島〜成田(63.0)、成田〜津田沼(41.7)、津田沼〜誉田(25.1)、誉田〜海浜幕張(20.1)で、約171km |
品川〜海浜幕張の営業キロ等 |
東京経由で、38.5km(620円) |
1430から、485系車両の「公開解体買付ショー」スタート。進行は再び向谷車掌。 |
ステージには、「宴」と同じ面々がそろう。(中央左は久野さん、中央右は南田さん) |
"超"圧倒されましたww |
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