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他のネット古本サービスも同じだと思うが、古本市場は買取の注文(⇒詳細)もネットでOK。買取を発注すると、買取シートと着払い伝票が送られてきて、自分で用意した箱に用済みの本を詰め込んで、発送するだけ。送料は先方持ちで、買取価格の支払は、口座振込か、次回使えるポイント発行で、となっている。この買取サービスを使って、大した手間をかけずに、ようやく溜め込み書籍を売り払うことができたが、価格は本当に微々たるもので、30冊程を送って、数百円。ポイント払いを希望すると多少上乗せされるので、そっちを選び、古本市場で使えるポイントが今はいくらか貯まっている、というところで止まっている。
ただし、Eメールが届くまでには数日を要する。在庫切れを案じる程ではなかったが、番号が到着次第、すぐに注文することにした。が、しかし... 同じAmazonでも、こうした古本(マーケットプレイス)ではギフト券の利用に制約があるようで、注文画面ではギフト券番号を入力する場面が現れず、注文後にマイアカウント画面から番号をインプットすることに。まぁ、別の機会に本・CD・DVD等を買うこともあるだろうから、いずれは値引きを受けられるとは思うが、マーケットプレイスではギフト券が使えない旨、特に明記してなかったような気もするので、いささか不本意な買い物になった。(ちなみに、Amazon本体の利用は、カード会社の特典を使ってCDを買った程度で、よく考えると書籍を注文したことはなかった。)
名古屋から戻ってきた日の翌日、4月4日は、埼京線の朝の上り列車、先頭車両が女性専用車両に。年度きっかりに変わった訳ではないが、これも長年の埼京線利用者にとってはインパクトのある話だろう。筆者も明日から気を付けないと。 さて、社会的には、以下のような動きもあった。
googleなどで、「3月31日で終了」と入れて検索をかけると、上記のようなニュース性のある話はチラホラで、多いのはやはりキャンペーン関係、後は入試要項、採用条件などだった。だが、くまなく調べていくと、鉄道関係で3つ廃止ネタが見つかって、冷や汗。(--; 日立電鉄は承知していたので、第176話(4.)で記した通り、乗り納めをしてきたが、まさか名鉄揖斐線(忠節〜黒野)、のと鉄道能登線(穴水〜蛸島)が3月31日までだったとは。(4月1日、青春18きっぷを使って「ムーンライトながら」を利用できたのはよかったが、どうせなら一日前倒しして、3月31日の早朝に岐阜に入って、まず名鉄揖斐線、岐阜から米原・敦賀・金沢経由で七尾まで足を伸ばして、のと鉄道、その日のうちに名古屋に戻る、というのもアリだったかな、と。かなりの強行軍だが、年度の区切り、いや、時代の節目を実感するには打ってつけだったかも。)
同様に、荷物を抱えた旅行客が多く並ぶ「みどりの窓口」はどうか。客商売のはずだが、残念ながらあまり考慮されていないのが現実。大荷物は足元に置くしかない。出張系ビジネスマンもアタッシュケースなどをやはり足元に、不承不承置いている感じを受ける。 手荷物への配慮という点では、(荷物の大小・軽重にかかわらず)両手を使わないと操作できなそうな機械が設置してあるところについても、ぜひ考えてほしいと思う。 空港では自動チェックイン機が主流になりつつあるが、チケットレスという観点での利便性が向上する一方で、機械を操作する人間への便宜は"?"だったりする。ANAとJAL、いずれのチェックイン機も、ご覧の通り手荷物置場がないのである。一部の乗客は荷物をいったん床に置いてから、カードを出し、タッチパネルを押し、券を受け取り、また屈んで荷物を持ち、といった動作を求められる。荷物の下げ上げを少しでも楽にすることで、機械の前に留まる時間を短くできれば、自動チェックインの効果もより大きくなると思うのだが、設置する気はないのだろうか。
その他、荷物置場という切り口で考えると、映画館や劇場、各種スポーツ観戦施設など、いわゆる「客席」でのあり方へと話を拡げないといけなそうだが、際限がないので、これはまた別の機会に譲ることにしよう。
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