随筆「東京モノローグ2010」(3−4月期)
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「都電荒川線」は、番組では2位第302話 飛鳥山〜「出没!アド街ック天国」(3/27:飛鳥山)レビュー

池袋のメトロポリタンプラザは3/31まで(4月からはルミネになってしまった)第303話 3月31日で終了・2010

続 東京百景(総集編)第300話 続 東京百景T

第301話 続 東京百景U

Googleマップ版「続 東京百景」百景総集編ページ

Googleマップ版「続 東京百景

第303話 3月31日で終了・2010(2010.4.15)

 5年前の第182話は、「3月31日で終了、あれこれ」、4年前の第206話は、「なくなるもの、開かれるもの」だった。

 今回は、2005年ほどではないが、都内で3箇所、なくなったり、変わったりするものがあったので、「3月31日で終了・2010」で行くことにした。思い入れがあるような、そうでないようなだが、ここは一つ時の記録、ということでご高覧の程を。


  • メトロポリタンプラザ

メトポリのホームページ(http://metopoli.com/)は、今はこんな具合 池袋を経由する定期券を持っていた際は、何かと寄り道し、ポイント2倍期間中は、食事したり、買い物したりで、それなりに利用させてもらった。(筆者的には、200ポイントで500円の商品引換券、というパターンが最多) その通称「メトポリ」が4月からルミネに。別になくなってしまう訳ではないのでいいのだが、ありきたりの店名になってしまうのがどうにもいただけない。メトロポリタンプラザだったから行く気になったのであって、巷のルミネではちょっと...なのである。せいぜいポイントが失効しないように、期限内にためるなり、引き換えるなりしようと思う。

 この長い名称はもう見られない

 この落ち着いた感じがよかったのだが...

 ポイントが2倍になることも残念ながらもうない

 案内図や案内標示も徐々に変わっていくことだろう


  • 東京厚生年金会館

 第264話で、EPOのコンサートの件を書いた。おそらく東京厚生年金会館は、後にも先にもその時のみ。新宿という好立地ながら、なかなかご縁がなかったのは、それだけ地味だった、ということか。

 3月30日、実に22年ぶりに中に入った。「49年間ありがとうございました」という電光文字にただ時の重みを感じるばかり。今後どうなるかはまだ決まっていないようだが、大阪フェスティバルホールのような安易な閉鎖はしないでほしいと思う。(参考→「駅ログ」〜渡辺橋

 ヨドバシカメラが落札したことは、ここに載っている通り。落札した側としても何らかのリリースがあってよさそうなものだが、ニュース一覧を見る限り、特にこの件についての記載なし。

 都バスの停留所と東京厚生年金会館

 停留所名は4月から早々と変更。「新宿一丁目北」だそうな。

 ホールへ続く階段と電光掲示

  • カザルスホール

 カザルスホールを含む一連の建物は筆者の知るところでは、「お茶の水スクエア」であって、写真(左下)に写っている箱型の格調ある一物件は、かつて一階がJCBのカードセンターで、90年代の前半は情報収集等で時にお世話になったというご縁がある。だが、ホールの方はさっぱりで、存在は知っていても、入場する機会はなく、遂にこの度の閉館となってしまった。

 カザルスホールの入口は、この左手を進んだ先

 地域福祉タクシー「風ぐるま」の停留所名は4月に入ってからも「カザルスホール」のまま

 久々に訪れてみて知ったのは、スクエア全体が日本大学の所有になっていて、名称も「日本大学お茶の水キャンパス」になっていたこと。大学のものとなってしまっては、公共性が薄れるのは致し方ないことで、いずれはこの格式建造物も取り壊されてしまうのでは?と思う。文化を尊重しそうでしないのが昨今の大学事情、と言っては言い過ぎだろうか。

 長い歴史がありそうなカザルスホールだが、調べてみたら案外短命だった。22年半だそうだ。


 カザルスホールは、あくまでキャンパス内の一建築物につき、この一覧(→出典)には載らなかったが、厚生年金会館以外、東京以外では他に、花月園競輪場と私のしごと館が3月31日を以ってなくなった。

©Yahoo!地図 施設関連の更新情報

©Yahoo!地図 行政関連(2010.3.21〜4.1)

 市町村の合併については、右表の通り。江迎町と鹿町は、松浦鉄道の駅名で知る人ぞ知る、だったが、元の自治体名が地図上からなくなってしまうとなれば、今後はまた違う認識のされ方になるだろう。(おそらく単なる珍駅名として名が通ることに...) いずれ更新されるだろうが、今は路線図で、元の町域を確認できる。何故このような駅名になったのか、推理してみてはどうだろう。


  • その他

 地元のレンタルCD/DVD屋(Super Softbox)は、3月末で閉店する予定だったが、5月中まで延期になった。最後に少しでも客寄せをしようということか、単に店じまいの手筈が整わなかっただけか、つい思案してしまう。決して悪い店ではなかったが、利用回数がぐっと減っていたのは確か。延びたところで、利用することはおそらくもうないだろう。閉店やむなし、というのはわからないではない。最たる理由は、時代の流れ〜である。

 第296話の9.で触れたが、これまで少なからずお世話になっていたJANJAN(日本インターネット新聞)。2010年にリニューアルしたばかりだったが、あっけなく3月31日付で休刊となってしまった。(理由はここに書かれているが、他にもいろいろあったものと思われる。) 2010年の投稿は、この一本限り。鉄道存続云々の記事が載せ収めになってしまったのは、何とも皮肉である。

 

 いつもよりも短文ではあるが、この辺で。(これを早じまいというかどうかはいざ知らず)(^^;

第302話 飛鳥山(2010.4.1)

 ランキング予想を先行掲載するまでして臨んだ「出没!アド街ック天国」の『飛鳥山』だったが、ご覧になった方はおわかりの通り、「あ、スカ!山」であった。注目のエリア設定がいきなり大ハズレで、とりつく島ならぬ山なし状態。ヤマを張っても当たらない、というのは正にこのことか、と溜息&嘆息ばかりの番組視聴となった。

 飛鳥山と名の付く店・施設・一帯に関係する方々の落胆はいかばかりかと思う。まさかまさかの実質「王子」編だった今回の「飛鳥山」である。これではいくら予想しても当たりよう筈がなく、先の第302話BETA版を振り返ったところで空しいばかり。ま、番組の一件は、後段にまとめるとして、タイムリーであることに変わりはないので、お花見がてらの飛鳥山探訪のポイントなどをご紹介しようと思う。

*飛鳥山公園での花見はオマケのようなもので、あくまで散策・探訪がメインの場合のモデルルート

1.JR王子駅を起点(午前10時)とした場合、混雑が予想される北口・中央口ではなく南口へ。(北口の方で降りたとしても、南口へ移動する途中、ホーム上から飛鳥山をじっくり観賞できるのがポイント)

 ホーム上、中央口と北口の間はこんな景色

 飛鳥山中腹から王子駅南口方面を望む

2.JRを跨ぐ歩道橋を渡って、飛鳥山へ。(話題のアスカルゴに乗るのであれば、中央口からになるが、おそらく長い列ができていてすぐに乗れないと思うので、パスした方が賢明。待っている間に山上に着いてしまう。)

 週末のアスカルゴはちょっとした人気スポット

 駅ホームからはこのように見える

3.花見をしながら、3つの博物館(飛鳥山博物館・紙の博物館・渋沢史料館)へ。3館共通の入館券(大人720円)がおトク(しかも3カ月間有効…ある日に飛鳥山博物館へ行ったら、別の日に紙の博物館とかが可能)だが、土曜日なら、渋沢史料館付属の「晩香廬」と「青淵文庫」にも入れるので、さらにお得感アップ。昼食は早めに飛鳥山博物館3階のカフェで済ませるのが得策か。

 リニューアルオープン初日(3/27)の飛鳥山博物館

 青淵文庫と桜

4.「晩香廬」と「青淵文庫」は、土曜の12:30〜15:45の時間限定。この時間帯に廻れるよう、時間配分に注意する。(→参考情報

5.せっかく旧渋沢庭園側にいるので、ちょっと足を延ばして、七社神社や一里塚にも。

6.東京ゲーテ記念館方面に行く手もあるが、再び飛鳥山へ。都電飛鳥山駅で路面電車(ここは正真正銘の路面)の発着を楽しんだら、飛鳥山トンネルの出口を目指しつつ明治通りを進む。

7.飛鳥山商店街と馬場商店会の間、飛鳥山トンネルを跨ぐ歩道橋の下に、赤レンガの道がある。ここを進むと酒類総合研究所「赤レンガ酒造工場」が見えてくる。(酒造工場は、4月2〜3日(金・土)が公開日。入場は15:30までなので、お早めに。)

 通称「音無の赤レンガみち」

 「赤レンガ酒造工場」

8.隣接する醸造試験所跡地公園でプチ花見しながら音無橋へ。

9.王子神社を経由して音無親水公園へ出て帰途に着くもよし、夕桜・夜桜を楽しむべく再び飛鳥山をめざすもよし。何かつまみながらお花見を、ということなら、アド街で出てきた「ほやほや弁当」で普通にお弁当を買い込んで臨めばいいだろう。(アルコール類は、先の酒類総合研究所で手に入れば言うことないが、そううまくは行かないので、飛鳥山駅近所の「酒のタジマヤ」などで買うことになる?) そして、下山する時に頼りになるのがアスカルゴ(桜シーズンは20時まで運行)なのである。(足元が覚束ない客向けでは決してないのだが、お世話になっている人が多々いるものと思われる。)

10.アスカルゴを降りて右手に往けば、飲み足りない諸兄向けに「さくら新道」各店が待っている。筆者はまず足が向くことはなさそうだが、こうしてルートを考えてみると、よくできた話だと思う。

©東京都北区地域振興部産業振興課 *ルートはこの地図でご確認を。(「北区産業遺構ガイドマップ」より)

 とにかく今季の盛りは、4月3日(土)。「花見だけではない飛鳥山」を楽しむのは困難を伴いそうだが、一つお試しの程を。

【アド街「飛鳥山」レビュー】

 今回の「アド街」は、スポット一つ一つを取り上げる以外に、概念的、集合的な扱いがいくつか見られた。ただでさえ、エリアを外している上に手法も変化したとなれば、当てにくくなるのは必至。以前、王子編では個々に挙がっていた北とぴあ、渋沢史料館、名主の滝、音無親水公園が、「桜の穴場」(17位)だったり、「花見の供」(21位)や「桜スイーツ」(11位)といった括りがあったり、逆に「3つの博物館」は、バラ売りのような紹介のされ方だったり、である。(晩香廬、青淵文庫はおろか、飛鳥山博物館が単独で紹介されなかったのには、同じスカでも「マジすか?」の域。いやはや...)

 という訳で、どれほど当たらなかったのかを改めて見てみるとしよう。(番組でのランキングはこちら

  • 16〜30位?予想

新幹線ビュー → 王子編ではあったような気がしたが、今回は×
都電が見える風景 → 「都電荒川線」ということで、まさかの堂々2位
森下通り(平澤かまぼこ、富士そば...) → 平澤かまぼこ店が19位
花柳琴稽古所、東京玩具工芸社、飛鳥山商店街(ゴリノス、豫園飯店、東農園、大勝軒)、飛鳥山温泉 → エリア外扱いで×
琉武館、清水質店 → 琉武館の隣、「たこ課長」は28位。清水質店の近所、「ほやほや弁当」は21位。(遠からずも当たらず)(^^;

 

  • 6〜15位?予想

七社神社、一里塚 → 飛鳥山の隣だが、エリア外?
王子神社 → 堂々3位 王子神社 熊手市
音無親水公園 → 一応、17位
アスカルゴ → 30位
関の甘納豆、ばんば商店街(馬場商店会) → エリア外(甘納豆はスイーツ外?)
酒造試験所跡地公園、酒類総合研究所、音無の赤レンガみち、ゲーテ記念館 → ここも残念ながらエリア外

  • 5位予想:さくら新道 → ×(何故かランキング外)

  • 4位予想:扇屋 → △(番組では7位)

  • 3位予想:青淵文庫&晩香廬 → ×(全く紹介されなかったような...)

  • 2位予想:「3つの博物館」 → ×(単独で「紙の博物館」が23位)

  • 1位:飛鳥山公園 → ○(これは外しようがないので)

 北とぴあ(11階)からこのように飛鳥山が見下ろせる(2004年の花見シーズンの一枚) ☆最新の開花状況は、こちらで。

 せっかくなので、予想では外したが、番組で登場したスポットを少々。

 サンスクエア(9位)は、その名の通り、陽射しが当たるとそこそこイイ感じの広場になる。新幹線が見えるのもポイント。

 番組21位「花見の供」で登場した一つ「ミートショップ イイダ」。都バス乗り場(池袋駅方面)の前にある。

 国立印刷局(王子展示室)は、第4位。サンスクエア〜イイダ〜じゃんご〜国立印刷局の順で、ごく短距離の中に並ぶ。

 


第302話(BETA版) 飛鳥山(2010.3.23)*臨時先行掲載

 来る3月27日の「出没!アド街ック天国」は「飛鳥山」。前々から予感はあったので、それとなく下調べなどしていたが、準地元が放映されるのがわかっていて、ただその日を待っている程、つまらないものはないので、第59話(赤羽)・第91話(十条)に倣い、自分なりに予告編をまとめてみることにした。

 飛鳥山周辺の探訪記などまとまった話は、第302話として放映後(定期掲載日)に改めて載せるつもりなので、今回はあくまで番組予想的な一編。第301.5話、または第302話 BETA版といったところである。

 とにかくここに挙げた街ネタがアド街でどう変換されて出てくるかが見所となる。当日一つお楽しみに。

【予想される「飛鳥山」の範囲】

 かれこれ10年近く前になるが、2000年8月26日の「王子」では飛鳥山関係がいくつか、2007年2月24日の「北区滝野川」では、飛鳥山本体ではなく、その外縁が登場している。

 つまり、王子と滝野川との重複部分が、飛鳥山周辺になる感じ。既出のネタが多分に出てきそうだが、「飛鳥山」としている以上、範囲としてはぐっと限定的になるだろう。

 JR東北線よりも西側、かつ都電荒川線の王子駅前〜飛鳥山の沿線、といったところか。ただし、「3つの博物館」が飛鳥山公園内にある以上、飛鳥山駅から少々離れる一帯もおそらく含まれてくるものと思われる。

 飛鳥山公園は、王子一丁目と西ヶ原二丁目(いずれも一部)にある。その2つの丁目の他は、滝野川一丁目・二丁目、王子本町一丁目が飛鳥山を囲む。いずれも一部になるため、ハッキリとこの町名で、という指定にはならないだろう。

【予想ランキング】

 という訳で、いい意味で曖昧になることが予想される「飛鳥山」編だが、筆者独断でBEST30を挙げるとするなら、以下のような塩梅。3月27日は星取表でも付けながら、楽しませてもらおうと思う。

  • 16〜30位の間に入ってきそうなスポット等(一応、順不同)

新幹線ビュー:王子駅南口から飛鳥山公園に向かう途中がビューポイントの一つ。(写真は、京浜東北線(209系:今年1月24日に引退)を撮ったもの。新幹線はその上の高架。)

都電が見える風景:都電荒川線が山を上り下りするのはここくらい。公園内にも都電車両が展示されていて、名所になっている。

 

森下通り(平澤かまぼこ、富士そば...):飛鳥山から少々外れるが、富士そばの数ある名物メニュー(肉そば他)発祥店があったり、赤羽(神谷)の有名店、平澤かまぼこなどがあったりするので、通りの名だけでも出てくるかな、ということで。

 

花柳琴稽古所、東京玩具工芸社:詳しくは存じ上げないが、アド街的に出てきそうなので。

琉武館:ここも番組的に出しやすいのではないか、と思い...

 

清水質店:いわゆる歴史的建築物に該当しそうなので。

SATORI COFFEE SHOP:ここも古くから(1933年〜)のお店。

 

ゴリノス、豫園飯店、東農園、大勝軒:飛鳥山交差点から西巣鴨方面へ、明治通り沿道にある店々の一例。飛鳥山商店街の括りで出てきそうだが、どれか一つは引っかかるだろう、と。(ちなみに大勝軒は「北区滝野川」で堂々20位)

 

飛鳥山温泉:飛鳥山というからには、ここが出てこない道理はないだろう。ばんば商店街を入ってすぐのところにある銭湯。

飛鳥山トンネル:飛鳥山を貫通する首都高速(中央環状王子線)のトンネル。「よくもまぁ」という思いは今もある。


  • 6〜15位予想(ランキング化してもよかったが、どうにも予想不能)

七社神社:恥ずかしながら訪れたことがないので何とも言えないが、北区の観光マップでは、名所扱いになっているので、一応。

一里塚:本郷通りを自転車で走っていると、必ずと言っていい程、足が停まってしまうスポット。一里塚というのはそういうものかも知れない。

 

王子神社:飛鳥山から望める位置にあるが、木々に隠れて拝み難くなっている。上位で紹介されるものと思うが、果たして? 写真は「アスカルゴ」の乗り場から王子神社方向を撮った一枚。

音無親水公園:往時より飛鳥山とセットで出てくる名所。もっと上位に来る可能性もあるが、どう出るか。

 

アスカルゴ:「飛鳥山公園モノレール(仮称)から、公募で愛称が決まり、飛鳥山+エスカルゴ(その形状から?)で名づけられたのが「アスカルゴ」。でも今ひとつ浸透していないようで... 番組でどう紹介されるか、これも大いに楽しみなところ。

 

関の甘納豆:日曜日に店の前を通ったが、あいにく定休だったので、詳細不明。「北区滝野川」では、他店との抱き合わせだったが、和菓子の名店として実に9位の扱いだった。今回は単独上位か。

 

飛鳥山商店街&ばんば商店街(馬場商店会):都バスで池袋から王子へ行く途中で見かけ、どうにも気になっていたのが「ばんば商店街」。この中から単独で紹介される店も出てきそうだが、奥へ行くほど飛鳥山から遠ざかってしまうため、微妙な感じ。

 

酒造試験所跡地公園:飛鳥山ほどではないが、跡地公園も桜の名所。3月21日にフラリと行ったら、すでに咲いている木があってビックリ。酒にちなんだ地だけに回るのが早いとか?

音無の赤レンガみち:跡地公園を抜けると、赤レンガの舗道に出る。かつては滝野川コミュニティ道路と呼んでいたようだが、「道づくり」の成果もあって、今はこういう通称になっている。(→詳細

 

酒類総合研究所:「北区滝野川」では21位。今回はもっと上位だろう。(「赤レンガ酒造工場」施設公開イベントも近いことだし。)

ゲーテ記念館:飛鳥山に入るかどうかだが、仮に入ったとしたらおそらく上位。(「北区滝野川」では7位

  • ズバリ BEST5

5.さくら新道

 かつて「王子」編では上位だった。この時季に放映する以上、おそらく5位以内と予想するが...

4.扇屋

 店の前は時々通るが、未だ買った試しなし。番組で出てくる前に賞味させてもらうとするか。(王子の玉子焼きであって、玉子の王子焼きではない点、くれぐれもご注意(?!))

3.青淵文庫&晩香廬

 渋沢史料館が「3つの博物館」の一つとして紹介されるとすると、渋沢史料館を構成する3要素の取り上げ方が難しくなる。おそらく、史料館(本館)を除くこの2つがセットで出てくるのではないかと。(これまた恥ずかしながら未訪)

2.「3つの博物館」

 今回の放送は、「飛鳥山博物館」のリニューアルオープン(3/27当日)に合わせてのこと、というのが実に明確。それでも飛鳥山と言えば、「3つの博物館」なのである。

1.飛鳥山(または飛鳥山公園)

 

*第302話(本編)「飛鳥山」は、4月になったら、ということで。(^^)

第301話 続 東京百景U(2010.3.15)

続 東京百景(BETA version) 百景Uは、#061〜#100の40景。引き続きご高覧の程を。

*#001〜#100の総集編も用意しました。あわせてどうぞ。

(モノローグで登場するものと同じ写真がある場合は、「参考→第***話」で示した。)

タイトル(番号・題名・撮影日)
*写真をクリックすると拡大写真に、タイトルをクリックすると該当記事へ飛びます

掲載日

撮影地
(区名のみ)

 #061 北千住駅西口(TX開業初日)(2005.08.24)

2009/8/16

足立

 #062 東海道線&横須賀線@大井工場(2007.08.25)

2009/8/21

品川

 #063 東京テレポート駅前からフジテレビ方面(2007.08.25)

2009/8/26

江東

 #064 江戸川区 江戸川駅(2002.08.26)

2009/8/31

江戸川

 #065 練馬区役所(2004.09.01)

2009/9/5

練馬

 #066 マインズタワー、サザンタワーなど(南新宿駅にて)(2006.09.03)

2009/9/10

渋谷

 #067 京成押上線 荒川橋梁(2006.09.09)

2009/9/15

葛飾

 #068 緑あふれる森のレストラン(日比谷松本楼)(2003.09.25)

2009/9/20

千代田

 #069 60階からの夜景T〜明治通り、新宿方面(2003.09.28)

2009/9/25

豊島

 #070 60階からの夜景II〜60階通りと東池袋一丁目(2003.09.28)

2009/9/30

豊島

 #071 小石川後楽園と東京ドーム(2004.10.01)

2009/10/4

文京

 #072 旧岩崎邸洋館(2005.10.01)

2009/10/8

台東

 #073 江戸東京たてもの園 西ゾーン(2008.10.01)

2009/10/12

(小金井)

 #074 堀切駅(2006.10.07)

2009/10/16

足立

 #075 旧中川(カーブとカーブの間)(2006.10.07)

2009/10/20

墨田

 #076 西新井橋から荒川上流側を一望(2006.10.22)

2009/10/24

足立

 #077 新宿駅、新宿御苑、そして千代田区(2004.10.23)

2009/10/28

新宿

 #078 芝浦アイランドと東京モノレール(2008.11.01)

2009/11/1

 #079 レインボーブリッジから見渡す東京港(2008.11.01)

2009/11/4

 #080 お台場の海(2008.11.01)

2009/11/7

 #081 船から見る隅田川大橋(2008.11.02)

2009/11/10

中央

 #082 本店と本館(日銀旧館&日本橋三井タワー)(2008.11.02)

2009/11/13

中央

 #083 ツリーとシャンデリア(恵比寿ガーデンプレイスの冬)(2002.11.03)

2009/11/16

目黒

 #084 葛西橋(荒川の流れ、雲の流れ)(2005.11.12)

2009/11/19

江戸川

 #085 外苑前三叉路(2007.11.19)

2009/11/22

 #086 田園詩ビルの17時(2006.11.21)

2009/11/25

渋谷

 #087 モザイク通りの青い風(2008.11.21)

2009/11/28

新宿

 #088 東京国立博物館の園路にて(2004.11.23)

2009/12/1

台東

 #089 桜上水の空(2008.12.04)

2009/12/6

世田谷

 #090 1年中クリスマスのお店(2007.12.08)

2009/12/13

 #091 MARUNOUCHI NIGHT(2008.12.28)

2009/12/16

千代田

 #092 V字の青空(歩行者天国@新宿通り)(2009.02.01)

2009/12/21

新宿

 #093 ビル群をすり抜ける赤い線(品川グランドコモンズと京急)(2009.04.08)

2009/12/26

品川

 #094 開放的なW字(トンボ鉛筆本社ビル)(2009.07.30)

2010/1/5

 #095 区界の隅田川と雲(2009.07.30)

2010/1/15

 #096 COOL BIZトレインが行く(@都立大学)(2009.08.28)

2010/1/25

目黒

 #097 東京(丸の内)発 夢の下町行き(2009.09.06)

2010/2/4

千代田

 #098 上野御徒町の宵の月(2009.09.24)

2010/2/11

台東

 #099 銀座、15時ジャスト(2009.10.12)

2010/2/18

中央

 #100 阿佐ヶ谷駅北口(11月のケヤキ)(2009.11.06)

2010/2/25

杉並

【まとめ】

【年別掲載数】

2009

9

2008

25

2007

16

2006

19

2005

10

2004

9

2003

10

2002

2


【時間帯別掲載数】

AM(正午まで)

19

PM(正午〜18時まで)

61

夜(18時以降)

20

 

【区別掲載数】

千代田区 ( 14 )

中央区 ( 7 )

港区 ( 12 )

新宿区 ( 11 )

文京区 ( 3 )

台東区 ( 4 )

墨田区 ( 2 )

江東区 ( 4 )

品川区 ( 4 )

目黒区 ( 2 )

大田区 ( 2 )

世田谷区 ( 2 )

渋谷区 ( 10 )

中野区 ( 1 )

杉並区 ( 1 )

豊島区 ( 4 )

北区 ( 4 )

荒川区 ( 2 )

板橋区 ( 1 )

練馬区 ( 1 )

足立区 ( 3 )

葛飾区 ( 2 )

江戸川区 ( 3 )

23区外 ( 1 )

 おさらいすると、今回はこんな分布になった。年別では2006年〜2008年の3年間で半数以上、時間帯別では午後が中心という訳である。地域別で言えば、千代田区、港区、新宿区、渋谷区の順で、この4区で半数近くとなった。ただし、空白区が(辛うじて)出なかったように、前回の「東京百景」に比べればうまく散らばったとも言え、さらにはその「東京百景」出没地を取り囲むように今回は押さえて行ったことがわかり、我ながら上々の仕上がり、と思っている。

 新宿区と渋谷区が中心だった前回の百景は、山手線の円の範囲で言うなら西高東低。今回は都心&副都心が高く、周辺部が低い、といった感じで、中野、杉並、板橋、練馬が一景どまりということに表れている。明らかに「西低」だった訳だが、逆に葛飾の2、江戸川の3と、「東低」にならなかった点は評価したいと思う。

 百景の候補に挙げた写真はもちろん多分にある。そして、実際には出没していても写真に収められなかった場所やスポットというのも多く存在する。レンタカーで通りがかった際、中央線を乗り降りした際第280話、漂着物調査での大森&平和島第234話 他)、自転車で何度か足を運んだ上板橋&ときわ台...いずれも今回の百景では登場していない。

 Googleマップでのまとめを見ていると、「この辺を1つでも紹介できていれば好バランスだったのに」というエリアがあることに気付く。その最たる地が、東大前・白山界隈である。それなりに出歩いていたのに結局空白のまま。春日通りも、御徒町〜本郷三丁目の範囲をよく往復していたが、百景入りはなし。第298話のようなネタを早々にやっていれば、少なくとも炭団坂辺りは入れられただろうとは思う。まぁ、はじめから百景目当てで撮っている訳ではないからまた面白いのだが、出没頻度と(決定的な)景観頻度というのは必ずしも一致しないことを今改めて感じている次第である。(第286287話では、百景系を少しは意識したりもしたが、あいにく猿江でも五反田でもこれ!というのは得られなかった。)

 総じて、視界が広く、何らかの動きを伴うシーンを多く選ぶことになった。あとは、静寂の中の華やかさとか、色調、空の感じ、都市的美観...とかだろうか。

 amebloでの掲載を始めた当初は数をこなすのに注力していたところが、そうした観点が固まるとともに厳選傾向が深まり、前なら入れていたような写真をボツにしてみたり、ということも。つまり筆者なりに葛藤を経た上での百景であり、その思い入れ故、掲載待ちが十景を切るくらいになってくると一抹の寂寥感を覚えたりもした。これも前回はなかったことである。

 ともあれ、出来上がってしまえばそんな感慨も何処へやら。今はただ、百というのはそれなりの数になるもんだ、という雑駁な気分が占めている。

 数年スパンではあるが、とにかくあちこち動いていた、ということを再認識する上でも百景のまとめというのはやはり重要。モノローグの節目に持ってくるネタとしては打ってつけだとつくづく思う。また先の話になるだろうが、「続続 東京百景」、一つお楽しみに?!

★「続 東京百景T」で取り上げた場所は、このGoogleマップで、水色吹き出しで示した通り。(最大ズームにしてもほぼ正確な場所を示すように設定)


より大きな地図で 続 東京百景 を表示

 

  • おまけ...⇒ 「東京百景」と「続 東京百景」の比較

東京百景

 

続 東京百景

アナログ

使用カメラ

デジタル

地図頼りだが、マメに記録
(地図を加工し、自作で図示)

撮影地点の記録

うろ覚えでも何とかなる
(Googleマップで楽々表示)

日時写し込みモードで対応

撮影日時の記録

デジカメ内蔵時刻

通勤途上中心(自転車移動)

主な撮影エリア

行き当たりばったり(都区内各所)

2001年4〜10月

撮影期間

2002年8月〜2009年11月

 

 

第300話 続 東京百景T(2010.3.1)

続 東京百景(BETA version) 第276話では、予告編として20景を掲載、第294話第296話では、その後の経過を紹介、と小出しにしてきた「続 東京百景」。この1〜2月は、残り七景をボチボチ載せるだけだったので、至ってお気楽に過ごし、去る2月25日を以って、ブログ(BETA version)上での掲載を無事終了。予定通り百景を揃えることができ、今回めでたく300話の区切りを迎えるに至った。(節目にあたり、読者&ご観覧者の皆様には、厚〜く御礼申し上げます。)

 BETA versionでの先行掲載開始は、2008年12月16日。以後、14カ月余りで100件(百景)である。約4.3日に一景の割合で載せていった計算なので、随分とノンビリしたブログだったことが改めてわかる。逆にそのくらいのペースだったからこそ、写真を選ぶのも、記事を書くのも、またGoogleマップに載せ込むのもじっくりとできた訳で、コンテンツの作り方の実習という意味でも上々の按配だったと思う。

 第299話は、第100〜199話のふりかえりだった。今回の「続 東京百景」は、最も古いのが2002年8月26日、直近が2009年11月6日で、モノローグ中に登場した写真が時には出てくることを考え合わせると、第120〜292話に相当するふりかえりを少なからず兼ねていたことになる。(モノローグで登場するものと同じ写真がある場合は、「参考→第***話」で示した。モノローグでの話と同じ日に撮影し、百景にだけ出てくる写真もそこそこあるが、それらについてはリンク先のブログ記事の「→こちらもどうぞ」で。)

 ひとつご高覧の程を。

*第300話では、先行の20景の続きとして、#021〜#060の40景をお届けする。BETA versionでは、掲載する月日に近いものを選んで載せていったため、#021を載せたのがちょうど3月だったこともあり、この順で追って見て行くと、撮影年は違えど何となくリアルタイムに近い感覚が沸いてくるのではないか、と勝手に思っている。つまり、下に行くに従って、春から夏という歳時記的な見え方になる(?)という訳である。

タイトル(番号・題名・撮影日)
*写真をクリックすると拡大写真に、タイトルをクリックすると該当記事へ飛びます

掲載日

撮影地
(区名のみ)

 #021 日暮れ時の日暮里(2007.03.08)

2009/3/5

荒川

 #022 春の城南島(つばさ浜)(2008.03.08)

2009/3/9

大田

 #023 新河岸川とその先の隅田川(2006.03.17)

2009/3/13

 #024 萬世橋駅(2006.03.19)

2009/3/17

千代田

 #025 在りし日の文化学院(2006.03.27)

2009/3/21

千代田

 #026 千代田図書館の窓から(2008.03.29)

2009/3/25

千代田

 #027 ゆりかもめ延伸開業初日の市場前(2006.03.27)

2009/3/29

江東

 #028 新宿大ガード東(2008.04.01)

2009/4/2

新宿

 #029 牛ヶ淵の夕桜(2003.04.07)

2009/4/6

千代田

 #030 タイムズスクエアと夜空(2006.04.14)

2009/4/10

新宿

 #031 青山の虹(2003.04.19)

2009/4/14

渋谷

 #032 銀座四丁目交差点(2008.04.20)

2009/4/18

中央

 #033 東京タワー 17時(2005.04.21)

2009/4/22

 #034 道玄坂レトロ(2007.04.26)

2009/4/26

渋谷

 #035 雨上がりの線路(牛込橋にて)(2007.04.28)

2009/4/30

千代田

 #036 墨田区と中央区の境(隅田川)(2006.05.01)

2009/5/4

墨田

 #037 横羽線と大師橋(2008.05.01)

2009/5/8

大田

 #038 表参道の新緑(2007.05.08)

2009/5/12

渋谷

 #039 六本木一丁目駅下車すぐ(2004.05.14)

2009/5/16

 #040 東急大井町線と西空(2007.05.19)

2009/5/20

品川

 #041 環八通りが延びた日(2006.05.28)

2009/5/24

板橋

 #042 池袋13:11発 きぬがわ5号(2006.05.29)

2009/5/28

豊島

 #043 銀座一丁目の夜(2005.06.09)

2009/6/1

中央

 #044 路面電車の日@荒川車庫(2006.06.10)

2009/6/5

荒川

 #045 山手通りは工事中(2007.06.11)

2009/6/9

中野

 #046 麹町六丁目の夕日(2008.06.12)

2009/6/13

千代田

 #047 新宿伊勢丹 19時過ぎ(2008.06.12)

2009/6/17

新宿

 #048 品川区役所 屋上ビュー(2008.06.23)

2009/6/21

品川

 #049 二子玉川ステーション(2008.06.23)

2009/6/25

世田谷

 #050 吾妻橋とアサヒビール(2005.06.28)

2009/6/29

台東

 #051 大久保、夕雲(2007.07.11)

2009/7/4

新宿

 #052 明石町から浜離宮へ(2003.07.12)

2009/7/8

中央

 #053 雨の昼下がり(代々木公園)(2007.07.14)

2009/7/12

渋谷

 #054 右も左も麹町三丁目(2008.07.17)

2009/7/16

千代田

 #055 英国大使館脇の緑道(2004.07.26)

2009/7/20

千代田

 #056 六本木通りと谷町JCT(2005.07.27)

2009/7/24

 #057 サンシャイン×サンシャイン(2008.07.28)

2009/7/28

豊島

 #058 真夏日の迎賓館(2003.08.04)

2009/8/1

 #059 暮れなずむ新小岩公園(2006.08.08)

2009/8/6

葛飾

 #060 小滝橋通りと入道雲(2008.08.08)

2009/8/11

新宿

★「続 東京百景T」で取り上げた場所は、このGoogleマップで、黄緑吹き出しで示した通り。(最大ズームにしてもほぼ正確な場所を示すように設定)


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【読者の皆様】

アルファポリス「第2回 エッセイ・ブログ大賞」結果発表ページ 受賞には至りませんでしたが、アルファポリス「第2回 エッセイ・ブログ大賞」(投票期間2009年12月)では、一次選考(112作品中の7作)に通る栄を賜りました。遅ればせながら、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。(^^)

  • こちらもどうぞ...⇒ 過去の百景関連

第94話 新宿区若松町〜東京百景 予告編

東京百景(第100話第101話第102話

 


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